2007年10月01日
英ロスチャイルドと米ロックフェラーの、市場の覇権争いが日本の江戸末期~明治時代~現代まで、経済から政治など日本国内の対立構造の基底要因になっている。
・西欧列強(国家を背後で支配している金融資本)の、制覇力の第一の源泉は資本であり、資本を増やす第一要因は市場域の拡大であり、アジア進出の目的は無論、アジアからの富の収奪であり、その為にアジアを市場化し支配することであった。
・市場化してしまえば、市場社会ではお金が絶対的な最高価値であり、最大のお金の所有者=供給者である金融資本が支配者として君臨する、という構造がある。
実現論 私権時代「ト.性市場→商品市場の発生と繁殖」
市場拡大という新たな富の源泉を発見した国家(支配階級)は、自ら市場拡大へと可能性収束してゆく。とりわけ西欧列強は、南北アメリカ大陸・アジア大陸・アフリカ大陸の未開部族や後進民族を虐殺(アメリカでは皆殺しに)して世界中の富を掠奪し、掠奪した富を源泉にして市場を急拡大させる事に成功した。
・日本の場合でも封建時代と言われる江戸時代鎖国の閂をこじ開け、明治維新の成立に至るまで、列強の背後で徹底的役割を果たしたのは国際金融機関である。
いうまでもなく英ロスチャイルドと米ロックフェラーである。
・英ロスチャイルドと米ロックフェラーの、市場の覇権争いが日本の代理者⇒日本の財閥⇒政党政治まで巻き込み、2大勢力を形成した。
・その構図は明治~大正~昭和~第2次世界大戦まで顕著であり、戦後から現在まで、多少複雑化しているが、基本的に変わってないようである。
本記事ではその構図が最も顕著な時代であった、戦前、昭和初年代を記述した記事を紹介します。
ヘブライの館「ロックフェラー 対 ロスチャイルド」説の研究
藤井昇著『ロックフェラー対ロスチャイルド』(徳間書店)
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米国一極支配の崩壊③~’73オイルショック→アメリカ国力の低下~
(「ピーク・オイル」―デニス・メドウズ氏に聞く(1)より)
*注:実線→石油消費量 点線→石油生産量
1971年に、アメリカの原油生産はピークを迎えます。それ以降、アメリカの原油生産量は減少を続け、アラスカの油田を加えることで一時的に下げ止まったものの、すぐにふたたび減少に転じました。この国内の原油生産のピークを過ぎた後も、国内原油消費量は増え続け、アメリカは世界最大の原油輸入国となっていったのでした。
この影響で、アメリカは、中東へ石油の供給を頼ることになります。
アメリカの中東政策と、その背景、影響はどのようなものだったのでしょうか?
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