英ロスチャイルドと米ロックフェラーの、市場の覇権争いが日本の江戸末期~明治時代~現代まで、経済から政治など日本国内の対立構造の基底要因になっている。
・西欧列強(国家を背後で支配している金融資本)の、制覇力の第一の源泉は資本であり、資本を増やす第一要因は市場域の拡大であり、アジア進出の目的は無論、アジアからの富の収奪であり、その為にアジアを市場化し支配することであった。
・市場化してしまえば、市場社会ではお金が絶対的な最高価値であり、最大のお金の所有者=供給者である金融資本が支配者として君臨する、という構造がある。
実現論 私権時代「ト.性市場→商品市場の発生と繁殖」
市場拡大という新たな富の源泉を発見した国家(支配階級)は、自ら市場拡大へと可能性収束してゆく。とりわけ西欧列強は、南北アメリカ大陸・アジア大陸・アフリカ大陸の未開部族や後進民族を虐殺(アメリカでは皆殺しに)して世界中の富を掠奪し、掠奪した富を源泉にして市場を急拡大させる事に成功した。
・日本の場合でも封建時代と言われる江戸時代鎖国の閂をこじ開け、明治維新の成立に至るまで、列強の背後で徹底的役割を果たしたのは国際金融機関である。
いうまでもなく英ロスチャイルドと米ロックフェラーである。
・英ロスチャイルドと米ロックフェラーの、市場の覇権争いが日本の代理者⇒日本の財閥⇒政党政治まで巻き込み、2大勢力を形成した。
・その構図は明治~大正~昭和~第2次世界大戦まで顕著であり、戦後から現在まで、多少複雑化しているが、基本的に変わってないようである。
本記事ではその構図が最も顕著な時代であった、戦前、昭和初年代を記述した記事を紹介します。
ヘブライの館「ロックフェラー 対 ロスチャイルド」説の研究
藤井昇著『ロックフェラー対ロスチャイルド』(徳間書店)
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以下引用
■■戦前の二大政党制の“根”にあった二大財閥の対立構図
簡単ではあるが、戦前、昭和初年代の《政友会 対 民政党》の二大政党制が、国際舞台における《米ロックフェラー財閥 対 英ロスチャイルド財閥》の対立と密接に結びついていた事実を指摘しておきたい。
これは、「政友会・田中義一内閣」(昭和2~4年)の大蔵大臣・高橋是清と、「民政党・浜口雄幸内閣」(昭和4~6年)の大蔵大臣・井上準之助を比較してみるとよくわかる。国内的には当時、三井財閥が政友会を財政支援しているのは周知の事実であった(浜口首相は三菱の岩崎弥太郎と同じ土佐出身)。
高橋是清は日露戦争の外債を「クーン・ローブ商会」のヤコブ・シフに引き受けてもらって以来、シフとは家族ぐるみのつきあいだった。ドイツのユダヤ系財閥で、アンチ・ロスチャイルドのワーバーグ家が、ヤコブ・シフと親しかったことはすでに述べた。高橋是清も当然ワーバーグ家と親しかった。ワーバーグも日露戦争の日本の外債を引き受けてくれている。三井財閥もワーバーグ財閥と親しくしている。
高橋是清(たかはし これきよ)
日銀副総裁。のちに蔵相、首相。
「ダルマ首相」と呼ばれて親しまれた。
「2・26事件」で青年将校達に射殺された。
そして金融界では、《独ワーバーグ=米クーン・ローブ連合》を米ロックフェラー財閥が支援し、これと相対立するのが、《米モルガン=英ロスチャイルド連合》であった。ウォール・ストリートの対立では、《独ワーバーグ(ユダヤ)=米クーン・ローブ(ユダヤ)》対 《米モルガン(クリスチャン)》の図式であったが、この背後に、《米ロックフェラー(クリスチャン)》 対 《英ロスチャイルド(ユダヤ)〉の英米財閥対立があったのである。
一方、民政党の井上準之助は、関東大震災復興の外債募集でモルガンの番頭トマス・ラモントに国際金融家として認められ、ラモントの指導の下に金解禁政策を実施することになる。
つまり、《民政党=三菱財閥=井上準之助蔵相=米モルガン財閥=英ロスチャイルド財閥》の流れと、《政友会=三井財閥=高橋是清蔵相=米クーン・ローブ商会・独ワーバーグ商会=米ロックフェラー財閥》という流れが、国の内外を貫いて対立していたのである。
ごく単純化して言えば、戦前日本の《政友会 対 民政党》の二大政党制とは、《米ロックフェラー 対 英ロスチャイルド》の日本における代理戦争だったのである。現代アメリカ政治との比較でいえば、「共和党=政友会」「民主党=民政党」のイメージもわいてくる。
このようにして初めて、政友会の田中積極外交と民政党の幣原協調外交の国際関係における深い意味も分かってくるであろう。そして、このような国際関係の視座から見ると、戦前の政治史・経済史の本質もまったく異なった相貌を見せてくる。
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コメント9件
匿名 | 2007.11.14 16:02
↑実際に腕にチップを埋め込むのは実用化されてるみたいですね。
ZDNet Japan
Harvard Medial SchoolのCIOであるJohn Halamka博士は、早くからRFID技術を取り入れたことでも知られており、腕の中にRFIDチップを埋め込んでいる。このタグは、病院の機器同様、個人の医療記録を記録しておくことができる。Halamka氏が、患者の治療、電子処方箋の最近の進歩と、200万平方フィートの無線ネットワークを構築に必要なものについて語った。
特命キャリアコンサルタントの転職情報缶
米国で、衛星利用測位システム(GPS)や体内に埋め込んだマイクロチップ、私立探偵などを駆使して従業員を監視する企業が増えている。企業側は企業秘密の盗難や個人情報の流出などの防止策という大義名分があるが、労使間、従業員相互の信頼関係を壊す、プライバシーの侵害に当たるなどの批判も多く、論議を呼んでいる。
米流時評 | 2007.11.14 17:44
スクープ!CIA内部にヒズボラの女スパイ勤務が発覚
||| CIA内部でヒズボラのスパイが情報漏洩? |||ナディア・ナディム・プラウティ レバノン出身ヒズボラスパイ摘発
CIAとFBIのエージェント歴…
NS | 2007.11.15 11:06
原油高騰もう少し、教えて下さい。
闇の支配勢力がアメリカ国民のことなど考えていないでしょうが、消費国家アメリカ国民にとっては、大打撃なハズ。不満の噴出から暴動もありえるし、少なくとも景気低迷に繋がるのではないでしょうか?
hiroshi | 2007.11.15 11:29
nsさんこんにちは。
闇の勢力もアメリカのことは考えているでしょう。今は国内経済と石油戦略の両睨みの状態です。ドル高誘導すると、国内のサブプライムローンが解決しません。借金は、ドル安になれば価値が下がり、相対的に減らすことができるのです。
そのとき困った問題が石油です。こちらのほうはドルが基軸通貨なのでドル安では、困ります。
そこで原油価格を吊り上げる戦略をとっているのです。ドルが下がると産油国もドルに見切りをつけかねません。原油価格が上がれば産油国も少しいい思いをできるのでドル建ての取引を容認します。
今、これに対抗しているのがユーロとその背景にある勢力です。こちらは、アメリカ経済が破綻して、ドルが完全に信用をなくしたときに、ユーロをドルに変わる基軸通貨にしようとしているでしょう。そして中国、ロシアがこの様子を見届け、ぼちぼちユーロに付こうかどうしようかと思案しているでしょう。
それと原油が上がれば、石油をエネルギーや原料とする企業経営には打撃があります。ただし石油メジャーの傘下にあるような企業は、年間契約で石油を仕入れているでしょうから、今の原油高騰には、実は影響されていない可能性もあります。でもこれを機に製品の便乗値上げの可能性はあります。そのときは消費者にしわ寄せが来るわけです。
通りすがり | 2007.11.15 23:11
原油価格が上がるだけでも、ロックフェラーは大儲けだな。
基軸通貨を守る意味もあるだろうけど、今のうちに稼げる所で稼いでおこうという魂胆もあるんだろうな・・・
taku | 2007.11.16 15:18
原油高で騒いで便乗値上げ
→儲かるのは原油先物で安く買いを入れた人たち。
騒いでるのは誰なのか?
hermes handbags orange | 2014.02.01 13:12
hermes outlet online reviews 日本を守るのに右も左もない | 原油高騰 誰が得をする?
mbt shoes outlet espa a | 2014.02.22 14:46
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ふくろう | 2007.11.14 6:20
9/11の真実が見えなければ、対テロ戦争は理解できない
“友人”ニック・ロックフェラーとの会話内容を語ったインタビューの一 部がネット上で公開されています。
二ック・ロックフェラーは
「全住民にマイクロチップを埋め込むのが最終目標だ」
と言っ た
<アレックス・ジョーンズ インタビュー>
プリズン・プラネット
2007年1月29日(月)
アロン・ルーソ
その彼が、9/11の11ヶ月前に「これからある出来事が起こる」と言ったんです。それがどんな出来事かは言わなかったけれども、その出来事ゆえに我々はアフガニスタンを侵略してカスピ海から(石油の)パイプラインを引くし、イラクを侵略して油田を確保し、中東に(米軍)基地を構築してあの辺をニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)に取り込むと。それからベネズエラのチャベスをやっつけるんだと。そうしたら彼の言った通りに9/11が起こって。・・・