2012年07月27日
あじさい(紫陽花)革命に可能性はあるのか?(1) ~貧困(飢餓)の圧力を前提に、民主主義イデオロギーに導かれた社会運動~
先日は、主催者発表17万人、警察発表7万人のデモがありましたね。「反原発」を旗印に、(社会運動のプロではない)普通の人たちによる、1万人を超える静かなデモが週末になると発生し、官邸や東電本社を取り囲んでいます。毎週のように繰り返され、日本全体に拡がる気配をみせていることから、あじさい革命と命名し、社会変革の始まりだと期待する向きもあるようです。
さて、今回から新シリーズが始まります。テーマは、社会運動の歴史を学び、その構造を理解し、これからの時代に求められる共認運動について追求していきます。そのために、3月11日に開催された「なんでや劇場」での議論を基に考えていきます。
現在進行形の「あじさい革命」のこれからも、このシリーズの追求の中で明らかになっていくはずです。