2012年04月10日
江戸時代の思想9 京都町衆の中から生まれた伊藤仁斎の思想(朱子学を全否定して現実の人間関係の充足を観念化)
前回までの記事で、イエという経営体(共同体)を母体にして、庶民までもが社会統合観念を追求した江戸時代の特徴と、その中から仏教に見切りをつけ朱子学に可能性を求めた山崎闇斎を紹介しました。
今回は、上方の上流商人に生まれ、朱子学の研究から入った伊藤仁斎の思想について扱います。彼は何故、朱子学を学ぼうとしたのだろうか?またその背景は?
伊藤仁斎は、束アジアの思想世界に吃立していた朱子学を批判して、独創的な思想体系を築いた儒者として有名で、同時代の中国や朝鮮にもその文名は知られていたらしい。
伊藤仁斎 堀川門人による肖像
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