2010年11月21日

特権階級の空中浮遊とはどういうことなのか?(10)~特権階級の暴走と下層階級の暴走~

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画像はこちらからお借りました
「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?その本質は何か?を紹介するシリーズの第10回です。
第1回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(1)~特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点」
第2回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(2)~戦後日本の意識潮流とマスコミの第一権力化」
第3回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(3)~小泉・中曽根元首相の共通点と電通によるメディア支配」
第4回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(4)~輸血経済(自由市場の終焉)と失われた40年」
第5回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(5)~小泉の支持率・目先収束とマスコミの扇動報道」
第6回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(6)~“民主党攻撃を強化せよ!徹底的にやれ!”
第7回は「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?(7)~「報道の自由」を盾に、「国民の知る権利」をいいように踏みにじる報道行為は許されない~
第8回は「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?(8)~日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚だ!~
第9回「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?(9)~暴走する検察:検察権力の強大さ~
でした。
前回は、「官僚」の内、特に暴走ぶりが目立つ「検察」でしたが、今回は上位の『特権階級の暴走』と下位の『下層階級の暴走』に注目しました。
この上位と下位の概念ですが、ここでは学歴・身分における上位・下位のことと考えています。

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まずは、こちらの投稿を御紹介します。

潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)

私権原理が崩壊し、社会が統合軸を失うと、歯止めを失って社会は暴走してゆく。無差別殺人やモンスターペアレンツの登場もその一例であるが、最も恐ろしいのは、社会を統合する役割を担っている特権階級の暴走である。
経済危機が生み出す危機感は、現体制の上位の者≒特権階級ほど切実であり、強い。従って、目先の制度収束は、上位≒特権階級主導で形成されたと見るべきだろう。実際、授業や試験に収束しているのは、上位の子供たちである。何よりも、特権を維持するために自分たちに有利な制度を作って格差を拡大し、身分を固定させてきたのは、専ら特権階級の仕業である。
大多数の私権意識が薄れていく陰で、ひとり権力喪失の危機感を募らせた特権階級は、その飼い主たる金貸しや国際企業を含む自分たちの特権を維持するために、優遇税制をはじめ様々な特権制度を強化し、その結果ますます格差を拡大させ、身分を固定化させてきた。とりわけ、団塊世代以降の特権階級は、貧困を知らず、本当の私権圧力を知らない。
従って、彼らは、肉体的欠乏に発する本当の目的意識を持ち合わせていない。彼らは、単に試験制度発の「合格」という無機的な目的意識を植え付けられてひたすら試験勉強に励み、「特権」を手に入れた連中である。しかも彼らの大半は、試験制度という与えられた枠組みの中でひたすら「合格」を目指してきたので、その前提を成す枠組みそのものを疑うという発想が極めて貧弱である。
従って、彼らは社会に出てからも、ひたすら既存の枠組みの中で走り続けることになるが、もはやそこでは、既存制度によって与えられた特権の維持と行使という目的以外の目的意識など生まれようがない。以下略

上位の特権階級は自分たちに有利な制度をつくり、格差拡大を図る。ますます学歴身分制度の固定化が進むそうすると学歴身分下位の階級が、人為的につくられてしまう。こうして制度への目先収束はドンドン加速してゆくのです。
続く

(さらに…)

  投稿者 tennsi21 | 2010-11-21 | Posted in 04.日本の政治構造3 Comments »