2008年10月07日

『近代国家成立の歴史』1 はじめに ~市場拡大が第一の近代国家~

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株価暴落・現物価格高騰や国家による借金の増大など、様々な「経済問題」が噴出しています。ここで、経済及び市場の問題を考える上で欠かせないのが、国家と市場の関係です。「国家」とは、何なのでしょうか?
現在の国家、つまり近代国家(と近代市場の関係)は、突然登場した訳ではありません。ある社会状況の下で、作り出されたものです。そして、現在の“アメリカ発金融危機”は、近代市場の末期的症状であると共に、近代国家の末期的症状でもあると言えそうです。グループで追求した議論を元に、シリーズ記事として、この『近代国家成立の歴史』を紐解いて行きます。今回は、その概要です。

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  投稿者 tnaito | 2008-10-07 | Posted in 08.近現代史と金貸し6 Comments » 

日露戦争でも儲けていたリーマン?

日露戦争の戦費調達にユダヤ人資本家ジャコブ・シフが活躍した事は有名ですね。
シフと日銀総裁高橋是清との信頼関係はある種美談として伝わっています。
萬晩報さんhttp://www.yorozubp.com/9811/981115.htmより

 明治36年(1904)12月、日本銀行副総裁だった高橋是清は曾弥荒助蔵相に呼ばれ日露が開戦した場合の戦費の調達方法を相談された。高橋是清はただちにロンドンに向かい、翌年2月のロシアへの宣戦布告を控えてイギリスの銀行団に資金調達を持ちかけていた。日本は自前の予算で戦争できるほど国力はなかった。2億円の増税と7億円の国債発行に加えて、イギリスとアメリカ、ドイツから8億円借金をした。
 最初の1000万ポンドの外債発行は1905年5月だった。すでに戦火は開かれていたから泥縄である。不思議な国家といえる。500万ポンドはイギリスの銀行団、残りの500万ポンドはニューヨークに拠点を置く金融業クーン・レープ商会の総支配人ジャコブ・シフが引き受けた。
 銀行団の最初の300万ポンドの発行条件は年利6%、額面100ポンドに対して発行価格は92ポンドで5年返済だった。平均利回り8%程度である。2回目は1200万ポンド。3回目3000万ポンド、4回目3000万ポンド。計8200万ポンドが調達された。
 2回目以降はクーン・レープ商会が引き受けの中心となった。ユダヤ人が日本に協力的だったのは理由がある。ロシア国内のユダヤ人が迫害され、戦争ではいつも戦闘の第一線に立たされ多くの犠牲者を出してきた。ただ同じユダヤ系でもロスチャイルドは別の理由で日本への協力に消極的だった。

このシフが総支配人だった、クーン・レープ商会があのリーマン・ブラザースに繋がっているって知ってます?
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高橋是清とジェイコブ・シフ、なんか似てるな
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  投稿者 hihi | 2008-10-07 | Posted in 06.経済破局の行方1 Comment »