2012年10月13日
米国の圧力と戦後日本史4 冷戦直前の占領政策。アメリカGHQの内部対立に翻弄される日本
(写真はコチラ)
米国の圧力と戦後日本史シリーズ3の前回の記事(「アメリカは占領期であっても、閣僚を完全にコントロールできていた訳ではない」)では、戦後の米国による占領政策においては、米国の完全支配などというものは実現しておらず、むしろ米国の顔色を伺う日本の政治家が(日本の政治家が作り出す圧力が)、「自主独立」を目指す政治家の芽を潰してきたということが明らかになった。
今回は、米国がどのような手法で日本を支配しようとしてきたのかに着目して見ていきたいと思う。
※以下、文章引用元は全て「戦後史の正体」(孫崎亨)