2011年07月13日
次代の社会統合の場を考える8~外向収束⇒認識収束に応える『認識形成の場』
これまでのシリーズでは、国家と市場の成立とその統合限界の構造を紹介して来ました。現在国家は私権闘争という最大の圧力源=活力源を失って迷走し、市場は拡大限界を迎えており、これまでの私権闘争の圧力に替わる新たな圧力源=活力源を作り出す事が次代の社会に可能性を開く鍵になります。
そこで、前回は「人類の新たな活力源とは?」というテーマで、次代の社会は、「人類的課題に対する期待と応望を主活力源にして創造活動を営み、評価収束による創造競争(=新たな同類闘争)によって圧力=活力を高め、その同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する社会」(詳しくは前回投稿を参照ください)である事を紹介しました。
■これまでの記事
次代の社会統合の場を考える1~国家はどう統合されているのか?~
次代の社会統合の場を考える2~国家と(力の序列共認)とその統合限界~
次代の社会統合の場を考える3~私権闘争の抜け道が、交換取引の場=市場である~
次代の社会統合の場を考える4~何をするにもお金がかかる社会~
次代の社会統合の場を考える5~市場は社会を統合する機能を持たない~
次代の社会統合の場を考える6~市場の拡大限界は国家の統合限界でもある~
次代の社会統合の場を考える7~人類の新たな活力源とは?~
同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する次代の社会統合の場とはどのような場なのか?
シリーズ最終回となる今回は、
・人々を収束させる最先端価値とは?
・社会を統合する最先端機能とは?
という視点で、るいネットから「超国家超市場論14」を紹介していきます。
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