2011年07月04日
『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ10 残る観念は、頭で塗り替えたら終い
今こそパラダイム転換が求められる時シリーズも今回で10回目。残すところあとわずかです。
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テレビ離れが進んだとはいえ、元々、モノを考えない日本人は、まだ、マスコミの影響を強く受けています。最後に残された壁は、この手負いの金貸し→マスコミ支配の壁となります。
ということで今回は、残る壁マスコミの共認支配をどうするか?がテーマです。
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既に、最も重要な下部意識は、私権収束から本源収束へと転換した。従って、今後(30年間)は、上部意識=観念に焦点が移る。社会の最先端では、旧来の私権闘争に代わって、観念闘争が、最もホットな場となるだろう。
(中略)
既に述べた様に、旧パラダイムと既成観念は、本源収束の出口を塞ぎ、社会を八方塞がりの状態に陥らせている。もしこのまま、旧パラダイムから脱却できなければ、人類は滅亡する。
(中略)
数億年・数百万年の塗り重ねによって形成された下部意識を、頭で都合良く変えることなど出来ないが、観念は頭で塗り替えたら終いだからである。
確かに残る観念は頭で塗り替えるだけなのですが、現実は未だ多くの人がテレビを中心としたマスコミの影響を強く受けています。
例えば今でも原発が安全だという報道をそのまま信じている人がいますし、少し前のブタインルエンザの時は、実際には効果のない無いのマスクをした人が街中に溢れかえりました。
既にテレビの視聴率は年々さがり、新聞の購読数もジリ貧の状態にありますが、それでも何故人々がこうも簡単にマスコミの共認支配に絡め取られてしまうのでしょうか?
マスコミというのは大きな共認形成機関ですが、そもそも有名である(知名度が高い)こと自体が、皆の評価を得ている事の証と受け止められています。従って知名度のあるマスコミが発信することに対して、普通の人は中身はどうあれ、皆の評価を得ているものという前提で無自覚に捉えてしまうという構造にあるのです。
このように観念を塗り替える前に乗り越えなければならないマスコミ支配の壁がありますが、どうすればこの壁を突破できるか?その可能性を考えてみます。
応援よろしくお願いします。