2010年10月25日
「特権階級の空中浮遊」とはどういうことなのか?(6)~“民主党攻撃を強化せよ!徹底的にやれ!”
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2005年9月11日に行なわれた第44回衆議院選挙は、“郵政選挙”とも言われ、自民・公明の与党が327議席と圧勝した
8/10のなんでや劇場 「金貸しとその手先(特権階級)の思惑は?」を受けてスタートした 「特権階級の空中浮遊とはどういうことなのか?」シリーズも、今回が第6回です。
第1回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(1)~特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点」
第2回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(2)~戦後日本の意識潮流とマスコミの第一権力化」
第3回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(3)~小泉・中曽根元首相の共通点と電通によるメディア支配」
第4回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(4)~輸血経済(自由市場の終焉)と失われた40年」
第5回は「特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(5)~小泉の支持率・目先収束とマスコミの扇動報道」
でした。
前回記事では、かつて「郵政選挙」の際の小泉の高支持率の背景には、1970年以来の「豊かさ期待」喪失→「収束不全」状況下にあって、旧い秩序(自民党)を“ぶっ壊し”、新たな秩序を形成してくれそうな大衆の期待感があったのではないか?という分析を行いました。
・・・実際は自民党内の国益派政治家を“抵抗勢力”として追い出し、ある意味より純粋な従米政党化し、結果、社会秩序の崩壊を加速させ、大衆の大きな期待を完全に裏切った(その延長戦上に政権交代)・・・このことは、現在誰の目にも明らかになりつつあります。
そこで、今回は、かの郵政選挙を通じて顕わになったマスコミの暴走=「情報操作」「世論操作」について考えてみたいと思います。
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