2010年10月03日
尖閣問題の背後(2)~断末魔のD.ロックフェラーVS止めをさせない欧州勢との膠着状態?
「中国の胡錦濤国家主席とロシアのメドベージェフ大統領の会談」
画像はこちらからお借りしました。
前稿で紹介した『ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ』2010年9月29日「流れの転換の向こう側2 中国の動きと文明史的転換」から読み取れることは、次の通りである。
【1】中国は、東アジア・東南アジアにおける覇権の拡大に乗り出したらしい。かつロシアとの同盟関係も強化しているらしい。
【2】アメリカではオバマ政権は尖閣諸島が日米安保条約の適用地域であることを強調するなど中国の動きを牽制する動きと、それを容認する動きが並存している。しかし、中国の覇権拡大はいずれアメリカの既得権益と対立するようになり、米中冷戦化する。
【3】この事件を契機に日本はますます対米依存を強め、アメリカは日本をより収奪する可能性がある。既に東南アジア諸国は、アメリカとの関係を強化することで中国に対抗する姿勢を見せている。
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