2010年02月25日

学者・官僚・マスコミは、かくして骨の髄まで金貸しの手先に成り果てた8 ~「アメリカに食い尽くされる日本」を読んで②~

●敗戦から60余年、焦土と化した日本に進駐した米国支配勢力は、日本人の戦争責任を自虐感として全日本人に刷り込んだ。徹底したマインドコントロールを最重要占領政策とし、世界史にも稀な戦勝国支配に成功していった。戦争指導者は戦犯として巣鴨拘置所に収監し、筋金入りの戦中世代は公職追放とし、戦後世代・学歴エリートは米国に連れ込んでは洗脳して帰国させた。
 反米闘争を主導した全学連指導者・東大生までも触手を広げて、次世代の支配階級を担う学歴エリート達を発掘しては米国に留学させた。日本人学者や官僚やマスコミまで、インドコントロールを深く浸透させて、その後の日本国冨の収奪に成功することとなった。
 現在でも米国が世界に展開する軍事機能の3割を日本におき、海外で展開する米国軍事費の5割を日本の税金で賄わせている。これが横田(基地)幕府による日本支配の実態だ。
 敗戦国日本の知識階級を背骨どころか小骨までも悉く骨抜きにした米国金貸し勢力はその後、あからさまな傀儡である竹中/小泉政権下では200兆円を越える国富の収奪に成功することとなる。
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【マッカーサー横田基地に降り立つ】写真はコチラからお借りしました。
 
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【宮沢喜一 日米学生会議】写真はコチラからお借りしました。
 
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【60年安保】写真はコチラからお借りしました。
【岸信介】写真はコチラからお借りしました。
 
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【小泉プレスリー】写真はコチラからお借りしました。
【鳩山・小沢】写真はコチラからお借りしました。
 手痛い敗戦から15年、60年日米安保条約改定阻止に立ち上がった全学連を主導したのが、共産主義者同盟(ブント)だった。その創立メンバーが後の著名な経済学者・青木昌彦氏(スタンフォード大名誉教授)であった。60年日米安の保条約調印のため密かに米国に向かう岸伸介の訪米を阻止すべく羽田に篭城し、天晴れ豚箱に放り込まれた男だ。
 既に60年安保闘争の頃は既に、追放された戦中派の後釜となって米国留学組が東大の研究室では幅を利かせ始めていた様だ。反米・反安保闘争とは縁を切った彼は、豚箱から東大に復学した。ハーバードやスタンフォードから帰国したばかりの日本人教員や、客員教授として着任した米国人教員の推薦を受け、ライシャワー駐日大使の取り計らいでハーバードからスタンフォード大へと留学、その後米国での大学教授職へと歩んだ。
 総評などの既成左翼は、60年安保をますます米国に従属させる日本支配の動きと捉えたのに対して、全学連(青木)は日本の帝国主義的野心を復活させる軍事同盟だと総括している。彼は歴史的認識としては自身の見方が正しかったと云うが、米国の金貸し勢力に日本の支配階級が従属し、日本世論を支配して日本国富の収奪に成功したその後の事実と違うではないか。米国支配層の庇護の下で、身を処す生き様から見るに自己正当化の詭弁と言われても仕方がないのではなかろうか。
 敗戦後の日本人学歴エリート層がなぜかくも易々と洗脳されたのか、(米国→官邸→マスコミによる)米国金貸し勢力に都合の良い世論支配に加担したのか、その様にして米国金貸し勢力が「日本食い尽くし」に成功してきた事実を、興味深い投稿から引用します。
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  投稿者 staff | 2010-02-25 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造No Comments »