2010年02月05日
1/31なんでや劇場レポート1 「遊びの失速」は、何を意味しているのか?
😀 2010年1月31日に開催された「なんでや劇場」の議論を、2回に分けてダイジェスト版でお届けします。
2009年の意識潮流を考える上で最大の変化は、検察vs小沢に代表される「特権階級の暴走」と、それに対して大衆がNOを突きつけた民主党政権の誕生だ。
深層での意識変化は、1970年から始まっている。1970年の貧困の消滅=豊かさの実現、それに伴って私権が衰弱し続けたことに起因する最先端の現象が「特権階級の暴走」であり「政権交代」だ。
1970年以降の時代を集団私権がどのように変化してきたかで見ると、1970年に国家私権が衰弱し、1990年に企業私権が衰弱、そして2009年に家族私権が衰弱し始めた。これは、各規模の集団で「豊かになる」ことを軸にして集団を統合することが出来なくなってきたことを意味している。
そして、2009年の家族私権の崩壊が即ち、遊びの無意味化、遊びの敬遠・失速を示しているのではないか?
■遊びの失速とは?
(画像引用:http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090303/136128/)