2010年02月16日
幕末の志士亡き後、戦前の試験エリートは失策に失策を重ねた
『るいネット』で「文官高等試験合格者が権力の座に着いた昭和初期に日本はおかしくなり始める」という提起がなされている。
日本の官僚制度は1894年(明治27年)の文官任用令に基く文官高等試験に始まる。この制度をつくったのは、伊藤博文である。どのような経緯で官僚制度が導入され、発達してきたのか調べてみました。
明治維新から藩閥政治の時代ではなく、文官高等試験で官僚になった世代が、権力を手中にするのが、1894年(明治27年)文官任用令が出されてから30年~40年後の昭和初期であり、このころから日本は第二次世界大戦への坂道を転げ落ちていくことになる。
同じく『るいネット』「平成官僚は無能すぎる」では、通産官僚出身者である堺屋太一氏の「平成官僚無能論」が紹介されているが、試験エリートたちの無能ぶりは戦前から始まっていたのではないだろうか?
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