2009年06月23日
日本郵政社長続投を巡る金貸しの暗闘⇒追い詰められたロックフェラーはどうする?
2009年06月22日「今後、日本はどうなる?世界はどうなる?…新会員からの質問です」
先日の日本郵政西川社長継続に関わる鳩山総務相更迭。住友出身の最後のバンカー呼ばれる西川社長がどうして最後まで薄給の日本郵政社長に拘るのか?麻生首相がなぜ最後に鳩山更迭を選んだか?
この背後にはサバイバル闘争に入った金貸し同士争いがあると考えて間違いありません。
以下、『副島隆彦の学問道場』「日本郵政 西川善文人事の紛糾について」から引用します。
いつも応援ありがとうございます。
ベトナムの可能性
前回の記事「中国プラスワンとしてのベトナムの実情」にも書かれていたように、
ベトナムへ進出している日本企業の評価として、安価で優秀な労働力や対日感情が良好という魅力がある反面、インフラの未整備や裾野産業が未発達、などの課題があることがわかってきました。
そして、近年では徐々に人件費も高騰し始めており生産拠点としての経済的な優位性が低下しつつあります。しかし、ベトナム滞在経験がある人の記事で紹介されていた「日本人が高度成長で失ってしまったものをベトナム人は持っているような気がします」という感想の中に、将来の日本とベトナムの可能性が秘められているように思います。
先進国の中でいち早く豊かさを実現した日本は今、次代の目標を見失っています。しかし、若者を中心に、欧米の価値観(市場原理、個人主義)に代わって私権時代に失われた本源的な価値観(仲間第一、みんなの役に立ちたい)を再生していく新しい動きが出始めています。
ベトナムは将来、欧米化していくのか。あるいは独自の路線を歩んでいくのか。その時、日本の役割は何か。非常に難問ですが、その可能性を探ってみようと思います。
その前にランキングへのクリックをお願いします。 😀 😀 😀