2009年06月17日
鳩山を支持する読売の思惑
日本郵政の西川続投の背景には国際金融資本(ゴールドマンサックス)がいるわけだが、これをめぐる鳩山氏の辞任はその西川続投を阻止しようとする勢力の存在を意味している。
ここ数日、読売新聞の動きが目立つ。これまで郵政民営化を支持していたはずが、ここにきて郵政民営化見直し派の鳩山氏を支援。その理由を追っていきたい。
まずは『ベンチャー革命2009年6月15日』より
1.鳩山総務大臣辞任劇の波紋
(前略)それでも、大手マスコミはなぜか西川続投を支持しており、国民から遊離していました。ところが鳩山辞任直後、読売新聞が突如、豹変し、「麻生首相は当初、西川辞任、郵政民営化見直しの方針であり、鳩山大臣はその方針に沿って動いていた。ところが、小泉一派の恫喝によって、結局、鳩山大臣が事実上更迭された」と政府のウラ事情を暴露したのです。この報道は全国民に「案の定だ、やっぱりそうだったのか」という強い印象を与えてしまいました。
(中略)この波紋は実に大きい。まず小泉・竹中一派の推進した郵政民営化には何か底知れない闇があるという心証が全国民に強く焼きつけられました。さらにこれまで郵政民営化を支持してきた大手マスコミに対する不信感が一般国民の間にも芽生えました。おまけに経団連、経済同友会など財界への国民不信もこれまでになく高まりました。このような国民感情の変化は、今後、日本の政官財にボディーブローのように効いてくるはずです。
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