2010年02月22日

『日本国の正体』 ~政治家・官僚・メディア本当の権力者は誰か?~

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(画像引用:http://www.ric.hi-ho.ne.jp/birdbanding/diary/060119.html)
●「日本国の正体」を知る。
今の日本を操っているのは、誰なのだろうか?
2009年の政権交代は、今後の日本を考えていく上で大きな転機となる出来事である。
一方で強まり続ける特権階級(政治家・官僚・マスコミ)の暴走は、未だに残り続けていて、それが社会の閉塞感を強めていることも、誰もが感じていることだ。
 今後の日本を考えていく上で、どういった力関係のもとに今の日本は成り立っているのか?まずは、その状況認識を書籍『日本国の正体』(長谷川幸洋著)から、読み解いていきたい。
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※以降の「■」印の項は上述の書籍をベースに記述

■官僚とメディアの真の関係(新聞は霞ヶ関の補完勢力)
・霞ヶ関の官僚機構が肥大化する一方で、新聞は官僚にあまりに多くの情報を依存し、
結果として官僚の巧みな情報操作に乗せられている。
・役所や権力を監視する仕組みとして続いてきた記者クラブ制度も、今や官僚が記者達を飼い慣らすための仕組みとなっている。(特ダネを餌に官僚になびく記者クラブ→官僚がむやみに批判されることはないという構造)
☆新聞は官僚を最大限の情報にしている。→新聞は霞ヶ関の補完勢力になっている!
■権力の実態(政治家と官僚の力関係)
<建前>
・政治家「官僚は私達に政策の選択肢を提供する立場。」
・官僚 「決めるのは議員の先生たち。私達は黒子。」
<実態>
☆姿は良く見えないが、実は『官僚』こそが主役。
※事務次官等会議:毎週2回、首相官邸で開かれる。
前夜の事務次官等会議で了承された案件しか閣議には上がってこないので、閣僚間であらためて議論しなければならないような問題はない。残された仕事は閣議決定や閣議了解の内容を書いた紙に、毛筆で閣僚たちが花押(署名)を書くことだけになる。閣僚たちは次々に回ってくる紙に淡々と黙って花押を記していくのが閣議の実態。
■政策の裏に企みあり(政策立案と称して天下り先をつくる)
※専務理事政策(経済産業省)
霞が関が「新政策」を立案するとする。日本の産業をざっと見渡して、なにがこれから発展するかを考える。(中略)例えば、政府が有望と見る産業は少し前までは4つあった。
「情報通信(IT)」「環境」「バイオ」「ナノ」である。これらの産業はいずれも新時代を先取りしていて、そこが伸びれば、日本経済にも輝かしい未来が待っていると考えられた。すると、官僚はそうした産業の業界団体をつくる。「政府としては、みなさんの産業を支援する。ついては、みなさんが業界団体をつくって、政府に要望を出してほしい。そうすれば、そこを窓口に相談したい」というように。業界団体ができると、財団法人や社団法人化を目指す。あるいは任意団体でもかまわない。そこで「できれば、我が省のOBを専務理事で迎えてもらえればありがたい」ともちかける。うまく成功すれば、天下りポストが一つ増える。
■記者の構造問題(記者はなぜ官僚の代理人になるのか?)
・新聞記者自身が記者クラブという派閥の中で、官僚によって支配されている構図に気が付かない構造になっている。
→記者達が既得権益の維持を図る。⇔官僚主導の情報分配はなくならない。
■メディア操作を打破するために(新聞が報道の力を取り戻すには?)
・新聞は、役所からもらう特ダネ競争を辞めるべき!
⇒取材源の多様化⇒深い事実を掘り出す。
⇒記者クラブの解体が必要。

★これらの事象が意味していることは、日本においては政治家やマスコミを操って裏で暗躍する『官僚』の力が絶大であるということだ。
●これからの日本をどうしていくか?~『脱官僚』の視点から~
現民主党政権の政策は、『脱官僚支配』が一つの切り口になっている。
そして、実現に向けて少しずつ片鱗が顕れ始めている。
・『脱官僚=脱米』という局面。
・総務省が一般記者に会見を開放した模様(阿修羅♪)
・小沢復権・再始動か?~経団連解体と検察解体へ
★この『脱官僚支配』を実現していく為には、「官僚が如何に無能であるか?」を大衆共認していくことが、まずは必要になる。そのためにも、日本は官僚に支配されている状況を知り、その仕組みの変革が今求められていることからこの記事を通して共認していきたい。
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List    投稿者 yoshi23 | 2010-02-22 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 

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コメント2件

 女欲霊 | 2010.11.16 17:07

古代の中国も一夫多妻制ですね。人権の表現ですか?おかしいでしょう。

 威哥王 | 2011.03.31 17:52

本製品は人体整体バランスを調える、滋養強壮の特別の働きがあります。

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