小沢vs検察に見るメディアの本質~メディアは大衆に”判断軸”を植えつけている!
こちらとこちらからお借りしました
みなさんこんにちは 😀
連日「小沢vs検察」という言葉をメディアを通じてよく目にするようになってきました。
大雑把に言えば、小沢一郎民主党幹事長の政治資金管理団体である陸山会が、購入した4億円の土地に関する収支を収支報告書へ記載しなかった。もう少し細かい話はありますが、そんな事件です。
ところで、上記内容を見て「あれ?そんな話だったっけ・・・?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
単なる“不記載”が連日の騒動の根本原因なのか?と。この、実際の問題と皆さんとの感覚のズレの本質に今回は焦点をあててみました。
続きを読む前にいつもの・・・ポチッとお願いします!
ありがとうございます 🙂
1.メディアの偏向報道
以下、永田町異聞から引用
18日の当ブログで、事情聴取を受けることはメディアに「金権政治家」の派手なレッテルを貼られにいくようなものだと書いたが、昨日の各新聞は予想通り「容疑者扱い」である。
あれだけ聴取に応じよ、国民に説明せよと繰り返していたのに、その通りにしたとたん、「現職の与党幹事長が事情聴取されるのは異例だ」ときて、「ゆえに進退を決めよ」と迫る。
政治資金収支報告書の不記載ていどで、国民が選んだ新政権の与党幹事長を事情聴取する検察の異例なやり方については一切ふれようとしない。
そのうえ、焦点の土地購入原資の出所について、文書を報道陣に配布したうえ、記者会見で国民に説明したら、「まだ解けぬ疑問」と突っぱねる。
いつまで経っても成熟しない日本のメディアには、ため息をつくばかりだ。
まずは、小沢氏の言い分にしっかり耳を傾けること。そして分かったことを丁寧に伝えるのが報道機関の役割ではないか。
そのうえで、矛盾点や疑問点があれば指摘するという姿勢が大切だ。
小沢報道をめぐり「検察からのリークで情報操作されている」と多方面から批判され、大手メディアがムキになって反発しはじめた。
その矛先は民主党ならびに鳩山内閣に向けられる。いわく、「報道規制」「政治圧力」はもってのほか。
むしろ、われわれ一般国民からメディアと検察の関係に強く疑問が呈されているのだが、そこはおなじみの「自己正当化」で対処する。
朝日新聞などは、わざわざ東京本社社会エディターなる肩書きの梅田正行氏が、記者たちの立派な取材ぶりを自画自賛してみせた。
「今回の報道では、10年以上もゼネコンの取材を続けている記者が集めた資料を基に出来上がった記事がいくつもある。人や資料から得た情報を重ね合わせて、特捜部の狙いを薄皮を一枚一枚はがすように明らかにする作業を毎日繰り返している」(22日朝刊)
毎日の社説も「事件の取材先は、捜査関係者に限らず多岐にわたる」と胸を張る。
リークで書いているのではないと言いたいらしい。実はこうした主張にこそ大きな矛盾がある。
それを各紙の論者は承知のうえで、「良識ある記者」イメージを発信しているように見えなくもない。
引用以上。
上記に挙げた例のみならず、冒頭で話した実際の問題と皆さんの感覚のズレにはメディアの 偏向報道 が大きく関わっているんです
2.メディアは大衆に判断軸を植えつけている
メディアは日々情報を流し続けています。しかし実はメディアが流しているのは単なる情報という言葉だけで片付けられるものではないのです。
メディアが流している情報の本質とは「情報の編集(取捨選択)によって、情報を受信する人々の判断軸そのものを意図的に植えつけている」ということなんです。
先に見たように、実は検察側にも疑惑の種はいくつもあります。しかしメディアはそれを報道せず小沢氏に不利な情報ばかりを流す(=取捨選択する)ことで、大衆に「結局政治家は悪いことばかりしている。だから、小沢も悪いことをやっているに違いない!」という判断軸を植えつけているのです。
3.メディア離れの進行
しかし一方で昨今のメディアによる過剰・偏向報道には明確な根拠は無いまでも違和感を感じている層も少なからず出てきています。
更に他方、日々そこまで大きな違和感を感じることなく情報を享受している人の殆どが、もはや今回の小沢vs検察には興味を失っていることもまた確かなようです。
つまり、メディアに対して①明確に否定している層②違和感を感じ離れている層③これまで通り情報を享受している層、これらのどれもがもはやメディアからどんどん離れていっているのです。
そしてこれらメディア離れは、今後もどんどんと加速していく一方でしょう。
すでに収益モデルとして破綻していると言われるメディア。既存メディアの消滅も時間の問題なのかもしれません。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2010/01/1529.html/trackback
コメント2件
peachpuff hermes | 2014.02.02 6:14
hermes fr com 日本を守るのに右も左もない | 特権階級の空中浮遊とは、どういうことなのか?(1)~特権階級の世界と大衆の世界の断絶と接点
晴耕雨読 | 2010.09.04 19:58
小沢一郎「心ある官僚もいる。政治家がきちんとした方針を出せば必ずついてくる」
小沢一郎「官僚丸投げの行政を、国民の手に取り戻す」「心ある官僚もいる。政治家がきちんとした方針を出せば必ずついてくる」投稿者 クルテクと森の仲間たち 日時…