2012年09月29日

米国の圧力と戦後日本史3 アメリカは占領期であっても、閣僚を完全にコントロールできていた訳ではない

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(画像はコチラからお借りしました)
前回記事(「米国の圧力と戦後日本史2 日本の徹底破壊を狙った初期占領政策(自主独立を目指した重光葵 vs 対米隷属を進めた吉田茂))では、戦前の政治家の中には、GHQによる完全支配下にあっても、腐ることなく、可能性を開く政治家(ex.重光葵)がいたことや、従米派の吉田茂が、戦後の保守本流の流れを生み出してきたことを見てきました。
 
今回もまず、アメリカによる占領下においても、アメリカに対して言うべきことを言っていた政治家の一人、石橋湛山にスポットを当てます。さらに、戦後初期の日本政治に大きな影響を与えた昭和天皇が果たした役割についてみていきます。
 
そして、前回と今回の記事で、占領期のアメリカの政治支配の実態を明らかにします。
 
※以下、文章引用元は全て「戦後史の正体」(孫崎享)

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  投稿者 tnaito | 2012-09-29 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造31 Comments »