2011年09月24日
共同体社会の実現に向けて-3 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(その3) ~
前回記事では、現在の社会閉塞を招いた根本原因は近代思想にある事。そして民主主義や市場主義などの近代思想に依拠して近代をリードしてきた学者や官僚、マスコミ等の統合階級が答えを出せない理由を明らかにしました。・・・彼らは人類を滅亡に導くガンといってもいい。
しかし、彼らは今なお、多大な非難を浴びながらも、この社会を主導する場に安穏と居座り続けています。
・・・私たちは一体、どうすればいいのでしょうか?
先日の原発デモで大江健三郎が「デモしか社会を変える手はない!」と発していましたが、旧来の運動論では、悪しき社会構造は変わらないでしょう。(新しい運動論をこのシリーズで展開していきます)
今回記事からは、この様な状況を突破する可能性に焦点を当ててゆきます。
可能性は「普通の生産者」のなかにある!という視点です。
この記事を読んでいただいている方々は、まさに「普通の生産者」の方が多いと思います。私たち自身の足元にある確たる可能性を再認識し、これまでとは違った意識で社会を対象化するきっかけにしていただければ幸いです。
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