2011年09月03日
民主主義の全否定1~日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚だ!
写真はこちらからお借りしました。
この間、【『民主主義』『市民運動』という騙しとその犯罪性】シリーズと、【民主主義の欠陥】シリーズをお届けしてきましたが、これからは【民主主義の全否定】シリーズとして統合していきます。
よろしくお願いします。
前回は、現実に社会を動かしてきた中核勢力とはなにか?と言う記事をお届けしました。
その中で、近代において現実に社会を動かしているのは議会ではなく、金貸しに支配された官僚と学者・マスコミである、と言う論点が提示されました。
それに対して、市場社会では、金貸しが、官僚を支配し、教団に変わって登場した学者とマスコミを支配し、そして官僚機構が大衆を法制支配し、教宣機関(大学・マスコミ)が大衆を共認支配している。
こうして見ると、古代と近代では、社会統合と大衆支配の仕組みは、基本的にはまったく同じであり、ただ統合力=制覇力が、武力から資力に変わっただけである。
では、学者やマスコミが近代民主社会の象徴or要として称揚して止まない議会というものは、社会統合の仕組み上、どこに位置しているのか?
二つの時代の統合=支配の仕組みを図解化してみれば分かるが、驚くべきことに、議会は王侯・貴族と、まったく同じ位置にくる。
しかし、改めて考えてみれば、近代でも実権は官僚機構と教宣機関が握っており、議会は、王と同じく、名前だけのお飾りになっていることは周知の事実である。
るいネット「現実に、社会を動かしてきた中核勢力とは?」より
今回は、政治における官僚支配の実態を具体的で分かりやすく紹介した記事を紹介したいと思います。
中村敦夫氏の著作『この国の八百長を見つけたり』を紹介したるいネットの記事、「日本の政治を動かしているのは政治家ではなく官僚だ!~中村敦夫氏が「霞ヶ関」の実態を暴露」からの引用です。
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