2008年09月20日
FRBの救済策:新型証券融資、そして急激に資産が劣化
リーマン→メリル→AIG~金融破綻の連鎖が意味するものは?
>いずれ米財務省・FRBが本丸である米住宅公社への救済策を打ち出すことになるが、具体的にどういう救済策がありうるか? その仕組みの調査が必要。FRBの通常の役割だけでは不十分。異常事態に対してどこまでの裏業・禁じ手が打てるのか、想定しながら調べる必要がある。
まず、昨年からの金融不安に対してFRBがどのような手を打ってきたのかについて調べてみた。
FRB資産全体の半分近くを流動性対策に投入 2008年7月3日 (日経ビジネスオンラインより)
※上表縦軸の単位は10億ドルです
リーマン→メリル→AIG~金融破綻の連鎖が意味するものは?
9/17、世界最大の保険会社米AIGを救済するため、FRBが最大850億ドル(9兆円)の緊急融資を発表した。AIGの株式の79.9%取得する権利をもFRBは得たとのこと。AIGの経営危機のきっかけは、サブプライム関連商品の元本を保証する金融商品CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の販売事業の破綻。CDSの契約額は元本ベースで4000億ドル(42兆円)にまで膨張したが、資金繰り悪化によりAIGの格付けが下がり、約150億ドルの担保をCDSの取引先に差し入れなければならなくなって窮したらしい。AIGが破綻すれば元本保証を担保するものがいなくなり、この商品の購入者はサブプライム関連商品の損失リスクに直撃される。AIGの破綻から金融破綻が連鎖することになる。これを防ぐためのFRBの緊急融資だろう。
リーマンの破綻、メリルリンチの買収、そしてAIGの救済と、米財務当局とFRBは1日刻みで綱渡りの方針を迫られている。’80年代の日本のバブル崩壊時にもなかった事態である。これが何を意味するのか?
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「米住宅金融支援法」~FRBと財務省が無制限にドルと米国債を発行できる?
アメリカ政府系住宅金融会社(ファニーメイとフレディマック)をアメリカ財務省とFRBは、どのようにして救済しようとしているのか?
どうも、議会の制限なしに、アメリカ財務省とFRBが無制限に米国債とドル紙幣を発行し、ファニーメイ債とフレディマック債と米国債を交換するというものらしい。
『投資小僧の金相場日記~世界恐慌に備えて』から引用。
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なんでや劇場レポート080915vol.3「今後の世界経済の見通し」
後半は、今後の経済情勢を見通す上で明らかにしておくべき点を、時間ギリギリまで追求する。
これまでの議論に上がってきた切口は、
①ロックフェラーは、どうして焦っているのか?
②中国はどう関係し、どう動くのか?
③経済大破局(ドル基軸通貨体制の崩壊)はいつか?
ですが、
④その時、我々(日本)はどうする? を追求するのが目標。
でも、時間不足で③④については、継続追求テーマになりました。
当ブログでも関連しそうな記事をどんどんアップしていきましょう
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なんでや劇場9/15 レポート2 黒幕は誰?大暴落の鍵を握るのは日本?!
さて、ではなんでや劇場 9/15 レポート1「経済破局に至る基本構造」で
基本構造を理解したところで最近の現象を見て見ましょう
最近起こっている現象
2007年
石油、食料を高騰 させる。
証券化商品の破綻 (サブプライムの破綻 )
1ヶ月くらい前から
石油の価格 、金も 、ドルが
9/15 朝…
米証券 4位 リーマンブラザーズの倒産
リーマン倒産→サムライ債2000億円デフォルト!! るいネットより
米証券 3位 メリルリンチリンチ証券(ロック)が身売り、バンク of アメリカ(ロス)が引き受け
バンカメのメリル買収劇の事情は?るいネットより
最近の流れ、
D・ロックフェラーが牛耳っている石油 で、ロス・チャイルドが価格を維持したいドル は
D・ロックフェラー系であるメリルリンチが ロス・チャイルド系のバンク オブアメリカに買収された…
ということは
ロス・チャイルドが優勢 といえるか?
◆実際、 D・ロックフェラーとロス・チャイルド
どちらが勝っているのか
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なんでや劇場 9/15 レポート1「経済破局に至る基本構造」
テーマ:~リーマン破綻、メリル買収、福田辞任で経済破局の段取りが変わる~
福田首相の突然の辞任を受け、「日本人の起源」から「経済破局」に、直前にテーマが替わった今回のなんでや劇場ですが、さらに当日に飛び込んできた、「リーマン・ブラザーズ、破産法申請」「メリルリンチ、バンク・オブ・アメリカに買収」のニュースを組み込み、緊迫度の高い議論が展開されました。
前半では、このアメリカを代表する証券会社の破産や身売りの背景を探る為に「経済破局に至る基本構造」について、追求しました。
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経済破局のこれまでの追求内容はグラセオにまとまっています。
「近代国家の前提として考えられてきた国家意識や愛国心も国際金融によって捏造されたのでは」
田中宇氏が自身のサイト「田中宇の国際ニュース解説」のなかで「覇権の起源(2)ユダヤネットワーク」▼効率良い国家体制の試行錯誤の省で
近代国家に関する注目すべき記事を展開されているので引用させていただく。
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次の政権はマスコミの論調で決まる⇒毎日新聞の場合
自民党総裁選挙、さらにはその後の解散選挙に向けて慌しくなってきました。
日経、読売、朝日、産経に続いて毎日新聞の社説を分析していきます。
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バブル市場を支えるための戦争
『元外交官・原田武夫の「国際政治経済塾」』によると、グルジア紛争は金貸しが市場を維持するために仕組んだものらしい。
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金貸し勢力は政治的安定を望んだ時期もあった。
このブログでもたびたび引用されている、田中宇さんの「覇権の起源(2)ユダヤ・ネットワーク」2008年8月29日の記事で、金貸し勢力に関する面白い記事がありましたので一部、引用します。
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