2012年03月30日

魔術から近代科学へ4~物活論(有機論的全体論)→魔術→ニュートンへ

Hylozoic-architecture.jpghylozoism(物活論)byフィリップ・ビーズリー
 前回(魔術から近代科学へ3~略奪による共認破壊→恐怖と暗黒⇒自我収束をエネルギー源として架空観念を追求したギリシアの要素還元主義者
)に引き続き今回は山本義隆著『磁力と重力の発見』「第二章」の要約投稿します。
 前回は、要素還元主義が成立した背景=「自分以外は全て敵」→「精神の恐怖と暗黒」の塊→「恐怖と暗黒」から逃れるために強力に自我収束→自我をエネルギー源として架空観念(ex.原子論)を追求を、ルクレティウスの著作を紹介しながら考察しました。
 今回は「要素還元論」に対するもう一方の考え方「有機体的全体論」の磁力に対する考察と、その後の魔術との関係性について考えていきたいと思います。
 
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  投稿者 ginyu | 2012-03-30 | Posted in 13.認識論・科学論51 Comments »