2012年02月03日
共同体社会の実現に向けてー19 ~実現論序5.破局後の経済は?その時、秩序は維持できるのか?(その4)~
みなさんこんにちは。寒波が続いていますが、体調のほうはいかがですか? まだまだ続く各地の地震や近い将来の大地震予測、放射能拡散、ウイルス・・・さらには金融不安など、外圧の厳しさが直撃し、その勢いが止まらない感じですね。この記事が、このような多様な外圧を乗り越える一助になるよう仲間と一緒に頑張っていますので、応援よろしくお願いします。
さて、ここ3回の記事では、破局前夜ともいえる現在の経済状況と破局に至る過程を予測し、その背後にある金貸しの思惑を探ってきました。
まず『目前まで迫ってきた国債暴落』(リンク)では、3.11大震災、原発事故を経て今、国債暴落が迫ってきている危機的状況を押さえ、その背後にある、日本国債も含めた世界中の国債を暴落させたうえで全世界一斉に新紙幣に切り替えようとする金貸し勢の企てを探り、
次に『国債暴落→リセット後の世界経済』(リンク)では、米国債デフォルトを引き金にした超インフレ→新紙幣発行に至る過程を予測しました。金貸したちは、18世紀初頭前後の貧困を再現し、私権欠乏を原動力にした市場社会の再構築を狙っているのではないか!という仮説でしたね。
そして前回『金貸し勢の甘い読み』(リンク)では、金貸しにとっての「打ち出の小槌」である中央銀行制度を手放さないまま、ギリギリのところで秩序崩壊は逃れるだろうと読んでいる、彼らの甘さを切開しました。
続いて今回は『秩序崩壊し、壊滅してゆく個人主義国家』と題して、米中をはじめとした個人主義国家は崩壊不可避であること、そしてその崩壊過程を大胆に予測していきます!