2012年02月02日

近代科学の成立過程17~金融勢力と一体となった海賊国家イギリスが科学革命を実現し、世界を征服した

igirisu257.jpg
「イギリスの海賊ドレイク」
画像はこちらからお借りしました。
「金貸しが育成した特権階級(ジェントリ)が私権獲得の為に科学に収束した」では、
【1】イギリスのジェントリ(地主階級、大商人、法律家、官僚、上位聖職者、大学数授、医師)たちを主勢力として、17世紀イギリス民主革命が実現したこと。
【2】1688年名誉革命後も、ジェントリが支持するホイッグ党(後の保守党)の優位が続き、イギリス帝国の拡大を目指す重商主義政策が展開されたこと。
【3】彼ら特権階級ジェントリたちが自らの私権獲得という目的と国力の増強という目的を重ね合わせ、科学技術に強力に収束していったこと。
つまり、特権階級ジェントリを主勢力として、16世紀まで後進国であったイギリスが、世界の覇権国家になっていったことを明らかにしました。

今回は、その後イギリスが科学技術を発達させ、世界を征服してゆく過程を見てゆきます。
引き続き、山本義隆氏の著『十六世紀文化革命』(みすず書房)の「第8章 16世紀後半のイングランド」の後半要約です。
いつも応援ありがとうございます。

(さらに…)

  投稿者 staff | 2012-02-02 | Posted in 13.認識論・科学論No Comments »