2011年02月08日

2/6なんでや劇場「コーカソイドの移動」(1) 1万年前以前の極寒期には南欧以北の欧州は無人だった

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「最終氷期最寒冷期の地球環境」
この画像は「日本人のガラパゴス的民族性の起源!」からお借りしました。
この時代、ヨーロッパ~ブリテン諸島の中北部は氷床で覆われていた。
現在の地図と違うのは、当時は海水面が最大120m低下し陸地が広がっていたため(東南アジアにはスンダランドがあり、ヨーロッパとブリテン諸島も陸続きだった)。
氷床の南もヨーロッパでは現在のハンガリーのセゲドまで、ほぼ全域が永久凍土(ツンドラ)が続いており、当時の人類にとって到底、住める環境ではなかったことがわかる。ヨーロッパで唯一、人類が住めたのはイベリア半島・イタリア半島・バルカン半島の先の方だけだったと推定される。
2/6なんでや劇場のテーマは「コーカソイドの部族移動」でした。
その内容を6回に亙ってレポートします。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 staff | 2011-02-08 | Posted in 14.その他No Comments » 

『白人の源流~ギリシア・ローマ編~1』プロローグ:大転換の予感⇒人類史を追求する意義

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(※下の写真のすべてコーカソイドと言われる人達です。この分類の仕方でいくと、コーカソイドは白人と思っていましたが、ユーラシア大陸の遊牧民は、モンゴル人以外、全部白人、ってことですね。。。)

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◆庶民の誰もが潜在的に、大転換の予感を抱いている。

鳩山の普天間問題、官房気密費漏洩、小沢を巡る異常な検察・マスコミの動きなど(数え上げればきりが無く)、昨年は、ひたすらアメリカの言いなりになるだけの政治家、自らを特別な存在と錯覚している官僚、そして彼らの手足となり偏向報道を続けるだけのマスコミ、etcの特権階級の暴走が露呈しだした。

一方、世界的に見ても、各国内や南北の格差は拡大し、失業率は増大し続け、農産物は乱降下し、アフガンなど中東・中央アジア・アフリカでは戦争や紛争がいまだに繰り広げられている。
それに対しついに、エジプトをはじめとする中東は、これまで好き勝手に世界を支配してきた米国の傀儡政権へ反旗を翻し、米国を中心にした世界体制の綻びも顕れてきた。
そして、リーマンショックやギリシャ危機etc、市場の成れの果ての金融市場が破綻寸前であり、数年後に予想されるドル・米国債の暴落を皮切りにして世界経済の破綻が想定される。

そのとき真っ先に崩壊するのは、私権の枠組で特権を好き勝手に行使してきた覇権国家のアメリカ、中国である(∵この国は私権の枠組のなかでしか存在できない国家であり、その枠組が崩れれば存在の基盤を失う)。
また、貧困を抱えた途上国は、私権意識が必然的に生起したままで、混乱のなかで私権獲得の戦争に突入する可能性が高い。

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  投稿者 kirin | 2011-02-07 | Posted in 未分類 | 3 Comments » 

「日本人は何を学ぶべきか~近代社会の騙しの構造」第2話~自由市場など幻想である

こんにちは
先週より始まった『日本は何を学ぶべきか?~近代社会の騙しの構造』シリーズ

>今回のシリーズでは、(金貸しに都合よく作られた)近代社会全体が騙しで成り立っていることを明らかにしていきます。世界の中でもいち早く豊かさを実現し時代の最先端にいる私たち日本人こそが、次の時代を考えるために、近代社会の騙しの構造を学ぶ必要に迫られているのではないでしょうか。<
(第1話プロローグより)

今日は、これまでの経済学で常識とされていた法則の嘘を明らかにするために、「自由市場は幻想」を取り上げていきたいと思います。
続きはコチラ♪

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  投稿者 hiromi | 2011-02-04 | Posted in 08.近現代史と金貸し2 Comments » 

なぜ、このタイミングで、エジプト民主化革命が発生したのか? ~背後に核兵器問題あり~

チュニジアの「ジャスミン革命」の余波がエジプトにも広がり、エジプトでの反ムバーラク運動が止まる様子を見せない。
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一見、独裁者vs民主化を求める民衆、という対立の構図がクローズアップされやすい出来事ではあるが、本当にそんな単純な構図で捉えられるものなのだろうか?
チュニジア、エジプトに共通しているのは、70年代後半~80年代前半に欧米諸国の強い援助の下に打ち立てられた(独裁)政権であり、そこからおよそ30年に亘って支配してきた点にある。(独裁)政権の最大の力の基盤は、アメリカを始めとする西欧諸国そのものであり、西欧諸国は石油利権などと引き換えに、彼らを支援しコントロールしてきた。
そして、常に宗教的・民族的対立を国外にも国内にも抱える彼らは、ユダヤvsアラブ、スンニ派vsシーア派という対立を抑え、時に利用し、国家統治を行ってきた。
今回の事件は、上記のような(分かり易い)宗教的・民族的対立ではなく、「民主化運動」という繰り返されてきた大衆的運動の一つだとも言えるし、「民主化運動」という歴史的に何度も『利用されてきた』運動だとも言える。
だから、この問題は中東地域で最も『独裁的な』政治体制を取るサウジアラビアにまで広がっていく可能性も高い。その意味で、
『いま中東で起こっていることはベルリンの壁崩壊とおなじくらい重要』だと言える。
しかし、そもそも30年近くにわたって独裁支配を続けたきた政権が、ここに来て「自然発生的な民主化運動」によって政治体制が大きく変るとは考えにくい。たとえ、インターネットが世論形成に強い力を持っているにしても、だ。
だから、誰かが何かしらの思惑を持って、糸を引いている(少なくとも影響を与えている)ことは確実だろう。
これは、最近ネット界を駆け巡っている「エジプトの一青年からの手紙」にも表れている。

私たちは平和的にデモをしていますが、政府はごろつきや悪党を雇って抗議者のあいだに潜入させ、問題を引き起こさせて、それをわたしたちのせいにしようとしています。政府は容赦なく私たちを叩き、ネットやメディアを検閲し、ほんものの銃弾やゴム弾、催涙ガスで攻撃し、何百という抗議者を拘禁したり多くの人たちを殺傷しています。

裏で糸を引いている者がいるとして、誰が、どんな意図を持っていると考えられるのか?

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  投稿者 tnaito | 2011-02-03 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 

西洋文明の基層を探る(5)年代別部族分布図~印欧語族の欧州侵入過程

「西洋文明の基層を探る(3) 6000年前以降の印欧語族の欧州侵入」では、印欧語族の欧州侵入について次のような仮説を立てました。

【1】6000年前 黒海北岸の乾燥化に伴い、原印欧語族(R1a、R1b混合グループ)がバルカン半島に侵入。
【2】5700~5000年前の寒冷期にはコーカサス地方は湿潤化し、人口が集中した(この段階では既にメソポタミアでは戦争が始まっている)。ところが一転して5000年前以降は温暖化しコーカサス地方は乾燥化した。ここで起こった(印欧語族同士も含めた)戦争により、敗れた印欧語族R1a・R1bが大移動を始める。おそらく、このコーカサス戦争が印欧語族の自我・私権性の起源ではないだろうか。
【3】3800年前 コーカサス地方の乾燥化に伴い、コーカサス地方に残っていた印欧語族R1b(5000年前のコーカサス戦争での勝ち組)が移動開始。→一部はギリシアに定住し3600年前にミケーネ文明。
【4】3500年前 寒冷化に伴い、ウラル山脈の東にいた印欧語族R1a(5000年前のコーカサス戦争で負けてウラル山脈まで追いやられた部族)が第二次移動。イラン高原南西部にペルシア人が侵入。アーリア人がインドへ侵入。

今回も参考資料として、Y染色体分析に基づく、欧州における年代別の部族分布推定地図を紹介します。

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  投稿者 staff | 2011-02-02 | Posted in 14.その他2 Comments » 

西洋文明の基層を探る(4)参考資料~欧州に農耕を伝えたのはエジプト人(ハム族)

「西洋文明の基層を探る(2) 6000年前までの欧州の部族移動」では、6000年前までの欧州の部族移動について、次のような仮説を立てました。

【1】1万年前まで欧州にいたのは欧州先住民I。
【2】8000年前メソポタミアの乾燥化に伴い、中東のハム語族Eが欧州に移動し、農耕を伝播。またハム語族の一派E1b1b1a(バルカン語族)とセム語族J2がアナトリア・ギリシアで混血。
【3】7000~6000年前 温暖化による黒海氾濫で、コーカサス語族G2がアナトリア経由で欧州に移動し、牧畜と金属器を伝播(巨石文化も彼らか?)

今回は、その参考資料を紹介します。
いつも応援ありがとうございます。

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  投稿者 staff | 2011-02-01 | Posted in 14.その他1 Comment »