2010年06月09日
共認原理実現のカギは、女の肯定性、充足性にあり
充足基調と闘争基調
より
・充足可能性が増大すれば、充足志向が顕現し、充足が実現すれば充足基調を形成する。
・充足可能性の実現によって形成された充足基調を母体にして、闘争可能性が芽生える。
・闘争可能性が増大すれば、闘争志向が顕現し、闘争が実現すれば(=成果が上がれば)闘争基調が形成される。
☆充足の実現基調、闘争の実現基調、両者相まって実現基調を形成している。
実現基調の母体となるのが充足基調。
そして、その充足基調実現のカギは、充足存在たる「女」の肯定性、充足性にある。
実現基調の母体となる女の能力(肯定性、充足性)に焦点を当て、これから社会や組織を統合し成果を出していくために必要なことをまとめたものが、上の図解です。
以下、その内容を掘り下げてみます。
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もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 2 今、人類が直面している課題とその基本的答え
土壇場で辞任。参院選挙まであと1ヶ月強、せめてそれまでは保ってよ~、というのが、1年刻みの総理大臣退場劇に嫌気が差した大衆の実感だったのではないでしょうか。それは、別に、鳩山さんを支持するとかしないではなく、単なる厭世感だと思いますが。
さて、プロたちの駄目さを浮き彫りにし、新しい政治の突破口を探ろうとする本シリーズ。まずは、歴史を遡って、国家の統合限界を歴史構造的に押さえていきたいと思います。それにしても、シリーズのタイトルがリアルすぎて怖いほどです。
本論に行く前に、応援よろしくお願いします。
統合機運の基盤~十字軍によって開かれたパンドラの箱=性的自我
キリスト教には内面と外面の使い分けという特徴があり、それが面従腹背の正当化⇒自我の温床空間の蔓延をもたらしたことは既に述べた。「キリスト教(内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒自我の温床空間)」
キリスト教には、もう一つ際立った特徴がある。性欲の否定、徹底した罪悪視である。
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自主管理への招待(7)労働の解放のために:自主管理の原則
前回:自主管理への招待(6)「実現思考とは何か」の中で、現在の生産様式が工業生産から意識生産に変化するのに伴って、その対象となる価値が物的価値から類的価値に上昇していることが明らかにされました。そして、主体=対象として生きる実現思考の具体的な認識が提示されました。
今回は自主管理への招待のまとめ。類設計室という生産体にどの様にこの実現思考が、自主管理の原則が具現化されているか、を通してみなさんを近代意識から解放された新たな『類』の地平へといざな誘います。るいネット『自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則』より。
私たちは、疎外された労働を克服し、より人間的な労働を実現してゆく基盤を、以上のような意識生産の必然性の認識において獲得し、ひき続いて実践的に労働の解放をめざす新しい生産体を創ってきた。それが、類設計室である。
とその前に・・・
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鳩山は、なぜ辞任したのか? ~後ろ盾を失い官僚組織に抱きこまれた鳩山政権~
大方では予想されており、しかしタイミングとしては”突然”だった鳩山・小沢辞任劇。
普天間問題も結果的には「失敗」に終わり、(マスコミによるアヤシイ世論調査とは言え)支持率が急低下する中にあって、このまま7月の参院選に突入すれば、自民党・麻生と同じ轍を踏むと考えてのことだろう。
今回の鳩山民主党政権には、様々な期待が集まっていたが、「暴走する官僚組織に歯止めを掛けて欲しい」という潜在的な期待が強かった。特に小沢は、当初から強く意識していた。当然、官僚組織の強い抵抗があり、この間の民主党政権下では、政治家と官僚との間で、「誰が国家の主導権を握るか」を巡って激しい戦いが繰り広げられてきた。
鳩山(民主党)は、この戦いに敗れたのだ。
5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅲ 詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
5/30なんでや劇場「観念力を鍛えるには? 暗誦千回で大丈夫?」レポートの第3回(最終)です。
るいネット5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」(4)求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う、及び、(5)詭弁を説明しようとするから難解になってゆく から引用します。
タルムード
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5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅱ 「理解する」とはどういうことか?
タルムードを勉強する子供1
前回までの、なんでや劇場レポートでは、観念機能の形成過程、そしてそれに伴う脳機能の発達を、右脳・左脳の役割分化という視点で歴史的に捉えてきました。
今回の、なんでや劇場レポート(2)では、観念能力を鍛える方法、言語能力と戦後教育の関係、そして、理解するとはどういうことなのか?を明らかにしていきます。
いつも、ありがとうございます。
5/30なんでや劇場レポート「観念力を鍛えるには?」Ⅰ 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
考える?ネコ
4/29のなんでや劇場「観念力とは何か?」に続き、5/30になんでや劇場「観念力を鍛えるには? 暗誦千回で大丈夫?」が開催されました!今回も、気付きがいっぱいでした!
前回の復習から、扱われましたので、前回参加出来なかった方、少し記憶が薄れかけている方も、じっくり読み進めてくださいね。
では、なんでや劇場レポートを3回にわけてお送りします。
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もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 1 プロローグ
もうすぐ参院選ですね。どうなるでしょう?
その結果を予測してみましょうか、おそらく政治家・既存政党の、益々ボロボロの状態が見えてくるはずです。右往左往する無様な姿を見ることになるでしょう。
今回の参院選に期待するとしたら、ただ一つ、試験エリートによる官僚制と政治55年体制の破壊です。破壊屋小沢氏がどこまで本気なのか、が今回の焦点になります。
写真は リンク さんからお借りしました。
今回のシリーズはプロたちの駄目さを浮き彫りにして行こうと思います。
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統合機運の基盤~自由空間(中世都市)の拡大に都合の良い法解釈から始まった大学
「キリスト教(内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒自我の温床空間)」では、ヨーロッパ世界における自我・私権収束⇒近代思想の騙し構造の原点は、キリスト教の内面と外面の使い分け⇒面従腹背⇒騙しの正当化→自我の温床空間の蔓延にあったのではないかと述べたが、11世紀まではこの自我の温床空間は、頭の中だけの自由空間にすぎなかった。
ところが国家権力を凌ぐ共認権力と化した教会を金貸しが買収し(「国家VS教会の対立が秩序不安定化の原点」参照)、次いで、十字軍遠征による掠奪と交易によって商業(投機)貴族化した欧州貴族と金貸したちは、国家(皇帝)権力に対する(自我・私権の)自由空間を現実世界に作り上げることに成功する。それが中世ヨーロッパの都市である。
イタリア-フィレンツエ
画像はこちらからお借りしました。
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