民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第五弾):衆議院“新潟~沖縄の小選挙区議員”編
2010年7月26日付き毎日新聞の世論調査は,どう考えても合点がいかない。
毎日新聞世論調査:「首相続投を」8割 内閣支持は微減41%、不支持40%
◇小沢氏復権「好ましくない」85%
毎日新聞は24、25日、参院選後初めてとなる全国世論調査を実施した。
菅内閣の支持率は前回調査(今月7、8日実施)から2ポイント減の41%と下落傾向が続き、4ポイント上昇した不支持率(40%)と拮抗(きっこう)。一方、参院選で大敗した菅直人首相の責任論については「辞任する必要はない」が80%に上り、「辞任すべきだ」(19%)を大きく上回った。
一方、9月の民主党代表選に向け、党内で小沢一郎前幹事長の影響力が再び強まることは「好ましくない」との回答が85%に達し、「好ましい」は12%にとどまった。
2010参院選で、菅(と仙石・枝野・前原ら米隷属派)が主導した民主党は負けた。これが国民の意志を示した事実だ。
その理由は、国民は、菅の消費税増税発言をはじめとしたマニュフェスト破りに「NO」を突きつけ、一方で昨年の衆院選で脱官僚を打出した民主党の大勝利(→政権奪取)および今回の参院選で脱官僚を打出したみんなの党の躍進をみてもわかるように、『脱官僚に向かえ』というシグナルを出したためだ。
にもかかわらず、マニュフェスト破り、官僚の言いなりになった菅の首相続投を国民の8割も支持するのは、参院選結果とあまりに違いすぎる。
国民が唯一政治に意思を示すことが出来る選挙の結果を無視し、編集権と発信権を独占するマスコミが行うアンケート調査で世論誘導され政治が行なわれるならば、民主主義はどうなるのか。
なぜ、ここまでマスコミは露骨な捏造・偏向報道をするのか?
小沢が復権したら大変だ!すべて吹き飛ぶ。米国の焦りが露骨になってきた①
小沢が復権したら大変だ!すべて吹き飛ぶ。米国の焦りが露骨になってきた②
小沢が復権したら大変だ!すべて吹き飛ぶ。米国の焦りが露骨になってきた③
(※以下に一部抜粋)
小沢を日本の政界から抹殺する、もう少しのところまで来ている。もうチョットだ。日本のメディアには電通を通じ、徹底的反小沢キャンペーンを命じている。外務省、防衛省、財務省の息のかかった官僚たちにも命令は達している。増税路線ももう少しのところだ。郵政改革法案潰しも、もうチョットだ。これが旨く成就すれば、1500兆の日本人の資産と郵政の500 兆、占めて2000兆円が米国経済を潤す。これなら当分米国経済は安泰だ。その間に、米国の財政と産業を再生すれば良い。
<中略>
ところが、どうも今ひとつのところで米国の思惑がロックしている。それが「小沢一郎」が中々力を失わない部分である。小沢一郎個人の力量が並はずれているだけでなく、実は昨日も書いたのだが、小沢一郎を支持する「強力な国民の存在」が米国の思惑に想像以上のロックを掛けている。
<中略>
小沢が政権を握ったら何が起きる。
霞が関の無力化、司法の合理化、マスメディアの優遇基盤の解体、米国寄り経済団体に替る経済界の構築、日本郵政の株式譲渡の禁止、米国債の売却、普天間移設問題の白紙化と返還要求、日米安保・日米同盟の抜本的見直し。米国の手足となる忠実な売国奴がいなくなるではないか。
それも、アノ男なら数年以内、いや1年以内にすべてに手を付けるだろう。
マスコミが捏造・偏向報道を続け最早当てにならないのであれば、私たち自身がマスコミに代わり発信していくしかない。
ということで、
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測:2010参院選候補者編
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第二弾):2010参院選“比例区”候補者編
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第三弾):参議院“非改選議員”編
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第四弾):衆議院“北海道~東京の議員”編
に引き続き、民主党の衆議院議員の誰が小沢系(→脱官僚系)か反小沢系か色分けしてみます。
上表の予測から、新潟~沖縄までの民主党小選挙区衆議員は、
【 小沢系】 ◎小沢派9人+○親小沢派22人+△小沢チルドレン27人=58人
【反小沢系】 ▼嫌小沢13人+×反小沢14人 = 27人
【 流動 】 - 33人
前回の北海道~東京までの民主党小選挙区衆議員と合わせると、
民主党の小選挙区衆議院は、
【 小沢系】 ◎小沢派18人+○親小沢派24人+△小沢チルドレン36人= 78人
【反小沢系】 ▼嫌小沢17人+×反小沢18人 = 35人
【 流動 】 - 67人
この予測結果からは、小沢系の方が優勢です。
次回は、いよいよ残りの民主党の比例区衆議員を扱います。 (ふ~)
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コメント4件
パルタ | 2011.03.21 19:44
日本人は白人でも西洋人でも欧米人でもない立場で
批判が出来る。
今、目の前で同じ事が言えるか問うて欲しい。
今、目の前にいる人間に同じ事が言えるのか?
「お前たちの先祖は盗賊だ。だからお前たちは悪いのだ」と。
白人至上主義の裏返しは白人至上主義同様、
単なる悪辣な反動以外の何者でもない。
何故ならば四畳半で行った事もない欧米の事を
欧米人が書いた原著の邦訳を見て、
「欧米人はこうだ」と差別するからだ。
自分が実際に行って調査し、確認して訳でもなく、
ただ他人が書いた邦訳を自宅で見るだけで
差別主義になる、これは実践哲学ではない。
社会を変える哲学とは今、ここの現実の状況の問題から
認識を始めねばならない。
そうでない自画自賛は自国の問題放置となる。
ここから欧州に向かって悪口を言っても、
欧州の誰にも聞こえず、この国の誰をも
変える事は出来ない。
正しい認識とはどこか遠い場所、遠い過去ではなく、
今いるここから始まるのだ。
unimaro | 2011.03.21 23:38
ははぁ、面白い人が出てきましたね。
親が犯罪人で、そいつも犯罪犯していたら言いますよ、私は。お前の血が犯罪させるんだな?って。
でも、親が極悪人でも本人が善良で努力家なら、敬意を払いますね。
白人どもは何千年も同じ悪事を繰り返しているから言われるんです。
個人個人を見たら、暴走族のあんちゃんたちだっていい奴結構いたし、支那マフィアのかなり上の方のおっさんでもとても人が良かった。「日本人は支那に酷いことしたから大嫌いだが、お前は別」とかしっかり洗脳させてた人だけどw
「白人」だから悪いのではなく、悪いことを何千年も続けてきたのが白人だったから、今のところまでの結果で”白人=悪”となる結果を白人自体が出しているわけでw
なんで白人を擁護するのか理由が知りたいとこですが、どうせアレでしょうから別にいらんけど。
(ウリは白人だろうと支那人だろうと鮮人だろうと日本人だろうとアメ公だろうと、屑種は屑、昔は違っても今は屑になった種は屑、と平気で現地人に言っていますが?友人は「いずれ刺されるぞ?」としょっちゅう行っていましたが、10年以上、刺されそうになったことすらなかったです♪)
ウリは大して海外に行ったことないニダ。たった20数カ国。働いたのは3カ国(日本を除くw)だけニダ。
でもね、経験なんぞ無い人でも、ウリなんぞより余程鋭い人は「掃いて捨てるほど」居るんですねぇ、これが。そういうときだけは「日本人も捨てたもんじゃない」かもしれないなぁ、とか思っちゃいます。
パル太さんは、海外出て実際に働いてみて苦労した方がよいでしょう。
いきなりローカル企業は厳しいですから、東欧あたりにある日系企業に「現地採用」として使ってもらって、数年経験を積んでからローカル企業に入るといいです。勿論日本企業担当として。日本のそれとローカルのそれの差だけでも、誰でもすぐにわかります。
ちなみに言語は、現地で現地人だけの社会で生活すればだいたいどこでも半年で使えるようになります、簡単です。
ちなみに、私は、このエントリの言っていることは、まぁ大当たりではないかな?と感じています。
ryou | 2011.03.23 16:30
unimaroさん
何時も読んでくれて有難うございます。
世界中の多くの人は、西洋社会に暮らした事はありませんが、欧米社会の本質に、富を略奪された世界中の人が薄々気が付き始めたのではないでしょうか?
欧米社会は、十字軍時にイスラム社会から、大航海時代に南アメリカ社会から、帝国主義時代に、アジア社会から、そして金融時代には、全世界から富を略奪している。しかも自分達の都合の良い理屈をつけて正当化する。
「どうして多くの人を虐げても平気で居られる欧米のような社会が作られたのか?」の答えが提示されたと思います。
反対に
パルタさんは、固定観念で現実を捉えて居るように思います。素直に現実(過去も含めて)をみると上記の答えが出てくると思いますが如何でしょうか?
お疲れ様です。
勉強になるエントリを興味深く拝見いたしました。
ジューとゴイを分けているユダヤ教は、本当はきっちり分けている癖に博愛とか嘘ついているキリスト教より、まだ正直wと言うわけですね。
支那人の黒の幹部が言っていましたが、「支那人は悪い奴は悪いってわかりやすい、しかしタイ人はなぁ、、、」と(呆れてw)。
支那人の悪党=じゅー
タイ人(嘘と盗みの基準が特別w)=キリスト教徒
ってわけですね。
いじめられっ子はいじめっ子になり易いそうです。
だとしたら、犬のように躾けられて育った者たちは、他人を動物のように扱うのは当然です。
日本の子は、元来、良い子になるために育てられます。大切にされていました。
毛唐は動物を飼育するのは上手いかもしれませんが、
日本は人間を育てるのがうま か っ た のでしょう。
西洋では女は家畜でした。
日本では、女は後ろに居る者であるけど、女(人)として認識されるのが当然でした。
「権利」「義務」概念の無い社会、しかし「責任」だけは全てにおいてしっかり根付いて い た 社会が旧日本社会だった。全てのものがその責任を全うしようと努力すれば、「権利」「義務」は全く必要ありません。
どう見ても、同じ人類とは全く思えません。
派生とかいう問題ではなく、全く違ったモノから、それぞれ伸びたと考える方がしっくりくると、私は愚考せざるおえません。