2010年07月06日
もう、プロには期待できない~大衆による直接社会統合の可能性 6 参議院選の投票率は、一気に下がると予想される~
去年の衆議院選挙戦で、民主党は、国家を統合するために経済的には市場に対する規制(将来的には脱市場に繋がる路線)の必要性を、また政治的には脱米路線を明確にしていました。
それに対して、管首相は、消費税を10%に増税して、それを福祉等の社会保障につぎこむことで社会基盤を安定させ経済成長を図ろうとしています。また対米外交では鳩山政権とは真逆の自民党顔負けの従米路線を取っています。
経済成長路線と従米路線の政策は、現在では最も古い考え方であり、管首相には現在進行中のパラダイム転換の認識のカケラも無い事を示しています。
ここで改めて、現在の国家と市場はどのような関係になっているのか、また国家がなぜ統合機関として存続しているのかを見て行きたいと思います。
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