2010年07月22日

小政党が乱立するのは、なぜか? ~小政党が続々と登場した1993年と2005年の共通項は?~

2010年7月参院選の結果は、民主党が大幅に議席を減らすという結果で終わった。しかし、得票率の推移を見てみると、「民主党も自民党も得票数を減らしている」ことが分かる。票を集めたのは、急速に増えてきた小政党だった。いわゆる「浮動層」は、小政党へと投票したのだった。
’10年参院選 民主も自民も票を減らした/結果を大きく左右する10%の浮動層
→この小政党への投票行動は、日本政治の新しい局面なのか?
小政党の乱立という状況は、今回が初めてではない。1993年~1998年にも、小政党が乱立し、自民党は政権与党から転落した。
→この当時と今回とで、共通する状況は何なのか?何が違うのか?
今回の記事では、この二つの疑問を解き明かしてみたい。

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  投稿者 tnaito | 2010-07-22 | Posted in 04.日本の政治構造7 Comments »