2011年01月20日
『超国家・超市場論 第11回』 ~生存圧力に基づく同類闘争から、同類圧力に基づく同類闘争=認識競争へ~
本シリーズでは、国家や市場を超える新しい社会統合機構について展開した、「超国家・超市場論」を連続して紹介している。
(画像はコチラからお借りしました。)
前回のエントリーでは、人類は生存圧力を克服し最大の外圧が生存圧力を背景にした私権闘争から同類圧力(社会からの期待圧力と評価闘争)に転換したことで、人々の関心が社会へ収束し共認闘争(評価競争)が、私権闘争を凌駕する(評価闘争に勝てば、私権闘争にも勝てる)位置に既に来ていることを明らかにした。
しかし、現在はその社会的評価共認を独占し、一手に担っているのがマスコミである。その意味ではマスコミは既に国家(官僚体制)や市場を越える存在となっている。今回は、現在「マスコミに代わる新たな共認形成の場」が顕現化していくその実現可能性基盤を探っていきたい。
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