2010年07月24日

民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第四弾):衆議院“北海道~東京の議員”編

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大戦に負けた日本は、GHQ(米国)の支配下になり、“民主化”を御旗に『日本の弱体化⇒体制の不安定化+経営基盤の喪失』を目的として、農地改革・財閥解体・教育改革などが進められた。
その結果、それまでの天皇制を頂点とする序列集団体制がバラバラにされ、国家としての集団力(国力)が低下していく。

しかし一方では、アメリカ支配でありながら、国民の貧困(飢え)克服期待を収束軸に物的経済政策(工業化)に傾斜し、遂に’70年頃にはGDP世界第二位まで成長し貧困を克服した(豊かさの実現)。

そして、貧困を克服すると、本来の国家の有様として、アメリカ支配(米隷属)から「自主独立」を目指す動きが出てくる(田中角栄の日中国交など)。
しかしながら、その動きに対し、アメリカの露骨で暴力的な圧力が加わり、自主独立を目指す政治家は悉く“政治とカネ”などレッテルを貼られ失脚していき、“アメリカに従順にならずに自主独立を目指すとやられる”という意識が政治家のなかに植え込まれていく。

また、官僚とマスコミは、貧困が消滅して新たな国家的政策が求められる時代になると、それまで(経済傾斜の政策の時代)はまだ隠れていたその無能ぶりを露わにし、それどころか国益に背いた暴走を人々の目に晒す事になる(それに対する国民の声として、昨年の衆議員選での反自民→民主党政権)。

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小沢氏が、次代を見つめて国民の為の政治を行なうかどうかはまだ不確定なところはある。
しかしながら、少なくとも“暴走する官僚・マスコミに歯止めをかける”“米隷属から自主独立を目指す”という点は、現状の国会議員のなかで最も見受けられる。

現在形において重要なのは、少なくとも『アメリカ→官僚支配の日本の政治』を改革し日本の国益を守ろうとしている、と思われる政治家を見極められる情報を得ることである。
そして、このような情報がアメリカに支配されているマスコミから出てこないのであれば、当事者として私たちが自ら調べ発信していく事だと考える。

ということで、前回告知したとおり、

民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測:2010参院選候補者編 
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第二弾):2010参院選“比例区”候補者編 
民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測(第三弾):参議院“非改選議員”編 

に引き続き、民主党の衆議院議員の誰が小沢系(→脱官僚系)か反小沢系か色分けしてみます。
議員数が308人と多いので、3回に分けて行ないます。
今回は、“北海道~東京の議員”102人です。

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上表の予測から、日本の北部地方の民主党衆議員は、
【 小沢系】 ◎小沢派11人+○親小沢派12人+△小沢チルドレン20人=43人 
【反小沢系】 ▼嫌小沢5人+×反小沢9人 =14人 
【  流動 】 -28人 

この予測結果からは、小沢系の方が優勢です。

次回は、中部地方の議員について行ないます。

List    投稿者 kirin | 2010-07-24 | Posted in 未分類 | 2 Comments » 

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コメント2件

 !うにまろ!日記 | 2011.03.18 19:46

失われた戦後日本

私たちは団塊の世代というものを過小評価していたのではないか?
(ここで言う団塊の世代とは、広義の団塊の世代を言い、ウィキペディアなどにある“ 最も広い定義…

 hermes bags czech | 2014.02.01 21:48

hermes uk email contact 日本を守るのに右も左もない | 3/13なんでや劇場「欧米人の、侵略性と支配志向と観念収束の成立構造」(1) 牧畜によって何が変わったのか?

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