2014年01月09日
【情報戦】4 戦略的思考を見出し、情報戦の産みの親となった遊牧民
前回の記事では、サル・人類が強烈な自然外圧を突破するべく、対象を直視し、精霊信仰に辿り着き、観念機能を獲得するに至った経緯から、情報とは「闘争において可能性を発掘するための徹底した対象探索、対象同化の果てに得られるもの」であるという情報の本質を見出した。
この情報の性質にいち早く気付き、戦略的思考を発展させたのが遊牧民である。今回は遊牧民と縄文人をはじめとする南方系の人々を比較をすることで、「戦略的思考」そして「情報戦」とは何かを考えていく。