2013年02月06日
天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)まとめ3 ~高句麗に備えて亡流百済人と手を組んだ葛城~
●前回は、中国の秦の支配を逃れるために徐福一派が日本に脱出したこと。徐福が伊豆で葛城に名前を変えて、日本全国にネットワークを作り上げたことを提起しました。
2230年前、秦の圧迫から逃れて3000人30隻の船団で日本に脱出し、日本各地に分住した楚人・徐福の一族が葛城であり、伊豆を拠点に尾張、伊勢、吉備、出雲、新潟を結ぶネットワークを構築。伽耶にも、いくつかの小国を領有。本質は弥生人であるが、中国を恐れ、表に立つのを避けて、裏のネットワーク作り=交易に注力した。
そして、朝鮮半島で高句麗が南侵し始めた320年頃、葛城にとって最大の脅威が高句麗となり、それに対抗するために、300年頃大和政権を建国した。
では今回は、朝鮮と大和政権の成立の真相を探っていきたいと思います。
米国の圧力と戦後日本史16~「角栄=反米」という幻想からの脱却!
画像はこちらから
基軸通貨ドルの限界に直面して米国の方針が大きく転換し、日本の役割を「防波堤」から「資金源」へと転換させていく。その中で実現したのが沖縄返還であり、それはニクソンショックの緩衝材を担うという代償が条件だったことが明らかになった。
その後、首相についた田中角栄は、独自外交を進めるが、米国に葬り去られてしまう。今回は、角栄が葬り去られた背景と、現在の私達に及ぼしている影響について探ってみる。
政府の嘘を徹底追及した愛知テレビの番組「真実は闇の中・・・政府は必ずウソをつく?」
1月15日に愛知テレビで放送された番組「真実は闇の中・・・政府は必ずウソをつく?」を紹介します。
地方テレビなので、東京や大阪の方はまだ見ておられない方は是非、御覧下さい。1時間くらいの番組です。
『Canada de Nihongo 』「国民を騙し続ける政府の嘘を徹底追及したテレビ番組を紹介」から転載します。
いつも応援ありがとうございます。
次代に求められる共認形成力とは 第6回~「自らが村を守っていく自主性」を育んだ共同体教育~
今回のシリーズでは「次代が求める生産力=共認形成力」をテーマに、その能力について追求しています。
~プロローグ~
第1回~共認とは何か?~
第2回~私権時代の共認の中身とはどのようなものか~
第3回~世界的な本源回帰の潮流と世界を先導する日本への期待~
第4回~共認形成力の根幹、共認回路を育む日本の子育て~
第5回~幼少期の“遊び”の本質とテレビ脳の危険性~
「乳幼児期のスキンシップ」を通して形成される“共認回路の土台期”。
「幼少期の遊び」を通して形成される“共認回路の発達期”。
今回は、その次の成長過程として、“共認回路の確立期”に当たる青年期における「地域の教育組織」に注目したいと思います。
日本古来の文化は、氏族制で代表される北方的要素と、若衆組で代表される南方的要素とが重層しており、その濃淡は地域によってさまざまだったように思える。
であるのに、日本の古代から中世にかけての社会は、氏族制を重点として観察され、解釈されすぎるきらいがあった。
(中略)
日本の原始氏族制が中世になるとぼろぼろになってしまうのは、さまざまな政治的経済的要因にもよるが、一つは氏族制の胎内に重層して存在していた若衆組の原理-無階級意識-を基本的な矛盾として抱え込んでいたからではないか全集49 『街道をゆく 熊野・古座街道』/司馬遼太郎
若衆組(若者組)とは、明治以前西日本を中心に村落の暮らしに深く根付いていた若者団体の組織です。上記引用は、司馬遼太郎が日本の歴史、社会の正体を探る手がかりとして南方要的要素の”若衆組”を追いかけ、日本の古代以来の社会と文化について思案した文章です。
古来より、日本の地域教育には、二種類の系譜があり、統合階級に見られる氏族制を下敷きとした教育規範(儒教教育)と農村共同体で見られる若衆組に代表される教育規範(共同体教育)とに分けられ、それらが重層的に織り成しています。
西洋国家や他の東アジアの国家は氏族制が浸透していったのに対して、日本の社会や文化を特徴づけていたのは「南方的要素である農村共同体の原理」であり、それが日本社会に残り続け、影響を与えてきたという事実は非常に興味深い。したがって、今回の記事でも共同体教育を扱うにあたり、農村共同体の教育規範に着目して、紹介していきたいと思います。
それでは、いってみましょう。
天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)まとめ2 日本に脱出してきた徐福が作ったネットワークが大和朝廷
☆この時代までは、日本へは流民として命からがらやって来て、原住民の縄文の人々に受け入れられた人々でしたが、中国の秦の時代になると様相が変わってきます。計画的に大集団がまとまってやってきます。伝説でも有名な徐福です。彼らが、それ以後の日本でネットワークを形成し支配勢力の中核となっていきます。
天皇制国家の源流(葛城ネットワーク)まとめ1 日本と朝鮮の支配部族の源流
いままで十数回にわたり天皇制国家の源流を追求してきました。ここで、いままでのまとめを行いたいと思います。ちょうど年末のなんでや劇場で、日本の闇勢力について追求が行われました。その内容も併せて、四回程でまとめてみたいと思います。
まず、古代以前のユーラシア大陸の状況からです。
●北方モンゴロイドの南下
・5万年前~2.1万年前、極寒化で北方モンゴロイドは小部族で南下。シベリアは無人状態に。
・2.1万年前~1.3万年前、温暖化で人口爆発し、モンゴル平原に北上。アルタイ系3祖族を形成(新モンゴロイド)。父系集団で垂直的な上天信仰、熊神信仰、冬祀りetcの文化。
・1.3万年前、急激な冷え戻りで、南下。チュルク族は西方に、モンゴル族は南方に、ツングース族は東方に拡散。(下図参照)
(画像はリンクよりお借りしました)
米国の圧力と戦後日本史15 ~ニクソンショックの緩衝材となることで実現した沖縄返還~
1945年のブレトンウッズ体制以降、米国は基軸通貨国となり、ドルは実態よりも高値で推移することになります。結果、自国産業が空洞化していき、貿易赤字は年々積み重ねられていきました。加えて、ベトナム戦争が勃発し、米国経済は急激に悪化していきます。
そして、米国の変化に逸早く気付いた佐藤栄作は、そこに付け込み、米国経済回復を餌にして、沖縄返還を実現しました。
この背景には、
①米国が日本の国民世論の反米意識を非常に警戒していたこと(米国の圧力と戦後日本史14)。
②沖縄返還の背後で決まっていた密約の存在
が、あります。
このシリーズでは、元外務官僚 孫崎享氏の著作「戦後史の正体」から、戦後日本の対米戦略を読み解いてきました。その中で、孫崎氏は「沖縄返還にあたって交わされた密約が2つあった」と述べています。今回は、それらの他にも明らかになっている密約と併せて米国の戦略を見ていくことにします。
福島より、SOS!
「福島県内の地表面へのセシウム沈着量」
マスコミは黙殺していますが、福島原発事故によって福島の人々が置かれた状況は深刻さを増しています。
『ワンダフルわーるど』「福島より、SOS!」より転載します。
アルジェリア人質事件の真の黒幕は誰なのか?
アルジェリア人質事件で犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。
アルジェリアでの人質事件には、多くの謎が残されている。イスラム過激派武装勢力によるテロとされているが、なぜ日本人犠牲者が最多になったのか。軍隊に守られた場所が狙われた理由、武装勢力の動機もはっきりしない。
その真相は何なのだろうか?
いつも応援ありがとうございます。
業態レボリューション-4 ~農と塾における業態革命~
みなさん、おまたせしました:D
短編シリーズ「業態レボリューション」も、いよいよ最終回一歩手前までやってきました。
前回まで、農業と塾の業態革命の変遷を見てきましたが、今回はその他の業態ではどうなっているか検証していきたいと思います