2013年12月18日
イングランド銀行創設と国債システムの関連性を探る
現代の中央銀行のモデルは、1694年にロンドンに設立されたイングランド銀行だと言われています。ただ、発券業務を完全に独占するのは1844年のビール条例以降であることを根拠に、この条例制定をもってイングランド銀行が中央銀行に格上げされたと主張する経済学者も少なからずいます。確かに、それまではイングランド全体で、個人銀行207行・株式銀行72行が、条例によって認められた銀行券を総額800万ポンド流通させていました。
しかし、この説には大きな見落としがあります。今日は、イングランド銀行が設立されるまでの欧州並びに英国の歴史を紐解きながら、創立段階のイングランド銀行の役割を明らかにし、中央銀行制度の本質を検討していきたいと思います。

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