2013年11月22日

新概念を学ぶ21~現代社会への問題意識と生物史を学ぶ理由~

           61a0e14b.png
 これまで「新概念を学ぶシリーズ」では16回にわたって、生物の進化過程において生命の誕生から哺乳類、猿への進化をたどってきました。
 その過程で生命は外圧適応態として、可能性に収束し、逆境を迎えるごとにそれを乗越えて進化を続けてきました。中でも私達人類に通じる種の進化として、弱者ゆえに性闘争を極端に強化した哺乳類が登場し、その中でも齧歯類との生存競争に敗れた原モグラから原猿が登場しました。そして、原猿は本能を超えた不全という逆境の中で、新たな進化機能である共認機能を獲得し真猿へと進化したのです。
そして、「新概念を学ぶシリーズ17~20」では4回に渡り、近代社会にまで続く共認機能のしくみやその影に潜む重要な概念、「自我」の誕生について明らかにしました。
『実現論』「第一部 前史 ホ.サル時代の雌雄分化」のまとめ部分を見てみましょう。

(さらに…)

  投稿者 pandaman | 2013-11-22 | Posted in 13.認識論・科学論No Comments »