2008年05月18日

The Gold price control/2

 
過去の金の価格変動データを押さえておきます。(前回は、こちら
 
1980年に最高値を付けてからは徐々に下がり続けて、1999年7月に最安値を打った以降2001年から上昇局面に入っています。
 
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                        1974~2004年の金価格推移 引用
 
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                       H1.4~H4.4の金価格推移 引用
 
上記のデータは2004年までで、今年3月に1011.25ドル/オンスまで急上昇。(今は、少し下がっている)。
 
金の価格は、公開された市場取引によっているのだが、実際は1919年に始まったロンドンでの値決めによって日に2回、金の価格を決定し、市場ではそれを元に取引されていた。
要するに、今まで金の価格は一部のディーラーによってコントロールされていたことは周知の事実。長期的な下落も意図的に誘導された結果だと見るのが自然。
 

(さらに…)

  投稿者 cosmos | 2008-05-18 | Posted in 08.近現代史と金貸し9 Comments »