2007年05月09日

教育問題から伺えるマスコミによる問題の深刻化

マスコミによる教員への批判が一時期相次いでいたが、果たしてその批判は正しいのであろうか?

この一年の間に批判された内容はまず、高校生の未履修問題があった。この問題の背景には特に予備校過疎地である地方で高校にしか大学進学を頼む事ができない地域で発生した問題であり、大学への進学をどの様に実現させるのかという保護者や生徒からの期待に対して高校が行なった手段であった。これに対してマスコミは不平等であるとして攻撃を加え、ついには校長を自殺に追い込む事件を引き起こしてしまう。こうした状況にありながら問題を発生させた張本人である文部科学省、そこの最高責任者である文部科学大臣の伊吹文明は「受験に有利なことだけ教えたっていうのは未履修問題。
教育の世界における村上ファンドやライブドアみたいなもの」(http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/kamiwaki1958/eid/436383)とまるで自分達の責任ではなく、世の中やそれを行なった社会の責任と責任の放棄を行なう発言をしている。

次にいじめの問題である。いじめによる自殺をマスコミはたたき始める。そして、それを教員へと責任を擦り付けてしまった。

(さらに…)

  投稿者 staff | 2007-05-09 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配8 Comments »