2013年08月08日

本気度が問われる時代。今何を成すべきか2-2~世阿弥に学ぶ本気度:人類の本源性を想起させる芸能=能楽の形成過程~

厳しさを増す経済情勢、年々早まる社会的な意識潮流の変化。今、この状況をどう捉え、どう突破方針を出していくかという「本気度」が試される時代に入りました。
「もっとよくしたい」という想いは高まっていても、どこかで躊躇していたり、できない言い訳を考えたり、他人任せにしたりと、その想いが現実場面でなかなか結実していかないのも、一方の事実でしょう。
 
年々高まる「もっとよくしたい」という想いを結実させるためにも、まずは現実の外圧(壁)に向かっていく本気度を、先人達に学んでいこうというのがこのシリーズの趣旨です。
 
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前回に引き続き第2弾“世阿弥に学ぶ本気度”をお送りします。
 
前回の投稿では世阿弥が生きた室町時代がどのような時代であったかに焦点を当てました。大衆の縄文体質が再起した室町時代、現代に通づる日本文化の原型が多く生まれた時代でした。その中でも能は世界で一番古い舞台芸術として、観阿弥、世阿弥によって確立されました。日本人の心(=縄文精神)を色濃く映し出す仮面劇がどのように形成されていったか、今回はその点を深く掘り下げてみようと思います。

(さらに…)

  投稿者 yankaz | 2013-08-08 | Posted in 未分類 | No Comments »