2008年08月01日
アメリカのイランへの歩み寄りは“不安定化のための和平”!?
緊張状態と言われて久しいアメリカとイランの関係。
しかし、7月19日のイランと国連側(安全保障理事国+ドイツ)の交渉におけるアメリカ国務次官の出席、トルコを仲介国とした交渉、テヘランに米政府の外交代表部を30年ぶりに再開する検討、というように急速に緊張状態を緩和する方向へ動いている。
アメリカとイランの関係については、2008年7月17日の当ブログの記事でも触れているが、そこにイスラエル、そして中東の状況を組み込んでもう少し考えてみたい。