2007年08月01日

アンチによる集票構造

今回の参院選の投票率は、選挙区選が58・64%、比例選は58・63%。
読売新聞は「前回参院選を、選挙区選で2・07ポイント、比例選で2・09ポイント、それぞれ上回った。」「年金記録漏れ問題や閣僚らの不祥事への国民の反発が投票率を押し上げ、民主党に有利に働いたと見られる。」とコメントしているが、確かにそのとおり、
既存勢力に対するアンチだけで先の見えない結果となった。
選挙前のマスコミ報道においても、実際には民主党を積極的に持ち上げる報道は少なかったものの、小沢党首の不動産不祥事に対する深い追及を行なわれなかった。一方で、自民党に対するアンチの報道(年金、議員不祥事など)はうんざりするほど繰り返され、
アンチ安倍・自民の世論形成が着々と進められていたことを考えれば、当然の結果であった。
ところで、過去の参院選はどうだったのか?

(さらに…)

  投稿者 seiichi | 2007-08-01 | Posted in 04.日本の政治構造7 Comments »