2021年04月23日

特別会計の闇

■特別会計というブラックボックス
マスコミでは一般会計しか取り上げられないが、実は国家予算には3種類ある
一般会計、特別会計(下記)、財政投融資である。
ではこの3つの違いは?ということになると極めて曖昧だ。例えば一般会計の法律律上の定義は、「特別会計に属さないすべての会計」であり、特別会計の定義は、「特定の事業を行う場合」に「一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある会計」ということである。見ての通り、いくらでも恣意的な区分が可能である。
強いて区分するとすれば、一般会計とは所得税や消費税を財源とするもので、それに対して特別会計は、印紙税、ガソリン税等の租税、保険料、基金からの繰り入れなどを財源とし特定の事業のために運用される費用ということになる。しかし、実際は一般会計の約半分が特別会計に組み入れられ(重複計上され)国債も特別会計に組み入れられている。さらには13種ある特別会計同氏も相互乗り入れしており、複雑さを極める
問題は一般会計は、少なくとも会計監査があり、国会での議論も行われている。しかしそれに対して特別会計は会計監査もなく、各省庁の管轄に任されているとして国会で議論されたことさえほとんどない。もちろんマスコミもまともに報道したことはない。要するに完全にブラックボックス化しているのだ。むしろブラックボックス化させるために官僚たちが複雑化させてきたといっても過言ではないだろう。

実際「森友問題」は特別会計で購入した国有地を格安で払い下げたという問題だが、これは特別会計の運用の問題である。しかしこの問題が特別会計のブラックボックス化という観点で報道されたことも全くない。

(さらに…)

  投稿者 nihon | 2021-04-23 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments »