2010年12月23日
「超国家・超市場論 第8回」 掠奪闘争開始 ~私権闘争・掠奪闘争をどう止揚・統合するのか?~
本シリーズでは、国家や市場を超える新しい社会統合機構の可能性について展開した、「超国家・超市場論 」を連続して紹介している。
(ジグラット)
前回のエントリーでは、原始共同体は他集団との接触が始まって以降も、原始共同体集団の統合原理である共認原理を集団外にも適用した「贈与」によって緊張緩和を図り、社会を統合しようとしたことを示した。
今回のエントリーでは、掠奪闘争=戦争の開始から国家の成立=序列統合の成立までの歴史を振り返りながら、どのようにして掠奪闘争が開始されたのかをみてゆきたい。
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