2010年12月06日
シリーズ『超国家・超市場論』第6回 共認によって集団を統合してきた原始人類 ~同類闘争の圧力と共認統合の限界②~
スワルトクランス洞窟(南ア・約250万年前)
前回は、国家が形成される以前の原始人類の集団統合様式を見ていくために、まず人類の祖先であるサルの特徴と社会構造を見ていった。そして、サル・人類に固有の特徴としての同類闘争(同類集団間の闘争)の圧力とそれに対応するため発達してきた、本能を超えた「共認機能」(相手の気持ちに同化でき、意識や感情を共有できる機能)の存在を明らかにしてきた。
引き続いて今回は、原始人類の集団構造、社会構造を明らかにしていきたい。
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