2019年09月12日

企業立学校の可能性。遊びと仕事、学校と企業、この枠組みが大きく変わり始めている

日本では今、若者の学校観、仕事観が大きく転換しようとしています。

かつての若者は、すぐに社会に出る事を好しとせず、モラトリアムとしてとりあえず高校・大学、さらには大学院に進学し、自由恋愛や消費生活を謳歌していました。
この背後には、「個人」や「自由」は絶対とする観念、仕事を「強制」「拘束」ととらえ忌避対象とする風潮がありました。バブル期の学生には特にそれか顕著でした。

しかし現在、むしろ早く社会に出たい、仕事をしたい、という若者が増えています。
彼らは大学という無外圧の空間で無為に時間を浪費するよりも、現実社会の中にこそ充足と活力源がある、と意識が180度転換しています。
生命原理や自然の摂理から考えても、外圧こそが内圧と活力源を生起させる事は明らかです。

一方、企業の側にも同様の変化が見られます。
現在、学歴信仰は崩壊しつつあります。これは大卒、院卒といった高学歴を修めた若手社員が、実際何の役にも立たない事が明らかになってきたからです。

一定の慣習や枠組みの中で仕事が成立していた前時代は、学歴もそれなりのステータスとして力を持っていました。しかし、社会構造が大きく変化し、創造力や共認形成力が求められる時代になると、学校という無圧力空間で長期間過ごした人間ほど使い物にならない。

むしろ若いうちから自社に入れて、仕事という現実課題の中で育てた方が、将来的によほど大きな戦力となる、という事に企業も気付き始めています。

豊かさが実現し、個人の私権追求が活力源ではなくなった現代、人々が次代の活力源を模索する中で、遊びと仕事、学校と企業、この枠組みが大きく変わり始めています。

以下、るいネットから、これらの潮流を捉えた記事を、抜粋し紹介します。

今後の学校の在り方、企業の在り方を考える上で参考となります。

(さらに…)

  投稿者 nihon | 2019-09-12 | Posted in 10.日本の時事問題No Comments »