2016年07月28日
活力の源はどこから?日本が失った、共同体という教育の場。
先回は、活力を無くす日本について、少し過去を遡って検証してみました。
基本的には村落共同体が解体されてしまったことが大きく影響していると思いますが、その中身をもう少し深めてみたいと思います。
まず、江戸時代はどうだったのでしょうか? 一般的には、封建時代は、庶民の生活は厳しい時代だったという事になっています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
⇒江戸時代の事実から、近代思想が本源性を壊していく過程を観る
江戸時代は農村は貧しく、一揆の数も多かったと教えられてきたのも、大きな誤り。また、江戸時代に日本を訪れた外国人達の目からは、欧米とは比べものにならない、庶民生活の豊かさが語られ、一様に驚きを隠せない様子が伝わって来るのです。 (さらに…)