2013年06月26日
暴走の源流=平安貴族3 収奪の限りを尽くした王朝貴族は、どんな悪行を働いてきたのか?
(画像はこちらからお借りしました)任国に赴く受領(因幡堂縁起)
前回の記事(暴走の源流=平安貴族2 収奪の限りを尽くした王朝貴族は、地元の豪族達から生命を狙われていた)
では、
●当時の受領たちは、さまざまな不正行為によって多大は財を獲得していた。彼らは、不当課税・不当徴税・恐喝・詐欺・公費横領など、考えつく限りの不正を行った。それにとどまらず、私利私欲のために不正を働く受領たちは、自らの不正行為が露見することを防がんとして、口封じのために殺人をも躊躇しなかった。
ということについて、事例を紹介して追求を深めました。
この地元の受領たちが恨まれていた証拠として、「尾張国郡司百姓等解」という書物が残っています。今日はこの書物に綴られている悪行の数々について具体的な中身を紹介していきます。
米国の圧力と戦後日本史(総集編1) 戦後3年間で、アメリカによる日本支配の根本は完成されていた
半年に亘って追求を続けてきたこのシリーズも、現代に入り、日本の現在進行形の課題であるTPPについても議論した。その上で、今まで議論した内容を軸に、近い将来における日本社会の状況を予測した。そこで、今回からは「米国の圧力と戦後日本史」シリーズでこれまで追求してきた内容を振り返り、まとめていく。
(吉田 茂)
立て直せ!! 狂った医と食 ノーモアくすり LOVE 免疫
こんにちは。
前回の救世主ガンはいかがだったでしょうか。ガンが救世主だったとは意外でしたね。
今回は『免疫』を扱います。
ガンと違って、免疫機能が私たちの健康を維持するために働いていることを疑う人はいませんよね。
しかし、その大切な免疫機能を、私たちは無意識のうちに破壊しているのです!
どういうことなのでしょうか?
本気度が問われる時代。今何を成すべきか1~「極限時代」自然外圧に五感が反応⇒成員の誰もが「畏敬・感謝の念」で外圧と向き合っていた
厳しさを増す経済情勢、年々早まる社会的な意識潮流の変化。今、この状況をどう捉え、どう突破方針を出していくかという「本気度」が試される時代に入りました。
「もっとよくしたい」という想いは高まっていても、どこかで躊躇していたり、できない言い訳を考えたり、他人任せにしたりと、その想いが現実場面でなかなか結実していかないのも、一方の事実でしょう。
年々高まる「もっとよくしたい」という想いを結実させるためにも、まずは現実の外圧(壁)に向かっていく本気度を、先人達に学んでいこうというのがこのシリーズの趣旨です。
第一弾は、人類史の起点となる極限時代における、先人達の本気度を学んでいきたいと思います。
米国の圧力と戦後日本史26 ~TPP→グローバリズム・バブルの影で、共同体企業のネットワークが拡大していく~
1970年、「豊かさの実現」以降、根底的な大衆の私権活力は衰弱し続けてきました。さらに、2002年の収束不全、2008年のリーマンショック、2011年の311原発事故と、段階的に私権活力は衰弱し続けています。
これと連動するように、市場は縮小せざるを得ない状態に追い込まれていきますが、市場拡大を絶対命題とする政府・官僚は、政府に大量の国債を発行させ、市場に金をつぎ込んできました。それが、今や1000兆円にまで膨らんだ国債累積残高です。
また、市場の閉塞に対する突破口として、『グローバリズム』が提唱され、さらにそれが「逆らえない必然的な流れ」であるかのように喧伝され始めたのが、1990年代以降でした。各国政府による規制が否定され、各国の”市場”が繋がり一体化していきます。閉塞しかけていた市場は、新たな別の”市場”を発見する事で、何とか生きながらえてきました。
その意味で、「あらゆる貿易障壁を撤廃して、市場を一体化させ、さらに政府機能をその下に置こうとするTPP」は、1990年以降のグローバリズムの延長線上にある、必然的な帰結だということもできます。
つまり、
【大 衆】私権活力の衰弱→市場の衰退
【金貸し】グローバリズムの推進→市場の(強引な)拡大
この二つの潮流が進んでいく事になります。この矛盾する潮流は、どうなっていくのでしょうか?
新概念を学ぶ13 原猿の本能不全によって性闘争が抑止され、扁桃体の仲間認識(追従本能)が解除された
前回「新概念を学ぶ12~哺乳類と原猿の集団化の違い」で扱ったのは、『実現論』「前史ニ.サル時代の同類闘争と共認機能」のうちの以下の部分である。
原猿たちは恒常的に飢えの苦痛に苛まれ、いつ襲ってくるか分からない敵=首雄の攻撃に怯えながら暮らしていたが、それらの極度な不全感が生命の根源を成す適応欠乏を強く刺激し、生起させた。加えて、恒常的に強力な危機逃避回路(未解明だが、おそらくアドレナリンetc.の情報伝達物質)が作動する事によって(これも未解明だが親和系のオキシトシンetc.による性封鎖力ともあいまって)性闘争が抑止され、それによって、モグラ以来性闘争物質によって封鎖されてきた追従本能が解除された。
かくして、不全感の塊であった境界空域の弱オスたちは、適応欠乏に導かれて強く追従本能に収束する。しかし、互いに追従し合っても、誰も(縄張りの確保あるいは不全感の解消の)突破口を示すことは出来ない。そこで、わずかに可能性が開かれた(=不全感を和らげることのできる)親和本能を更に強化し、追従回路(アドレナリンetc.)に親和回路(オキシトシンetc.)が相乗収束した依存本能に収束してゆく。つまり、「縄張りを持たない敗者たちが互いに身を寄せ合う」。
このように、原猿は、本能不全⇒適応欠乏と危機逃避回路作動⇒性闘争抑止⇒追従本能+親和回路が相乗収束した依存本能に収束した。
この中で、危機逃避⇒追従回路を司るのが、脳内の扁桃体という機能(部位)である。
今回は、この扁桃体が果たす機能を明らかにする。
いつも応援ありがとうございます。
暴走の源流=平安貴族2 収奪の限りを尽くした王朝貴族は、地元の豪族達から生命を狙われていた
(画像はこちらからお借りしました)国府を焼く平忠常の乱
前回の記事(暴走の源流=平安貴族1 収奪と悪徳の限りを尽くした平安貴族)
では、
●庶民からの収奪と云い、試験験制度と云い、現在の特権階級の暴走の原型は平安時代に出来上がっていたこと。
●これから、平安貴族の不当課税・不当徴収・恐喝・詐欺・公費横領、さらには殺人やその隠蔽をはじめとする暴走の実態を紹介し、平安時代の支配構造を明らかにしてゆく。おそらく、現代日本の支配構造(特権階級の暴走)に繋がる源流がそこにある。
ということを提起しました。
今回記事では、
●当時の受領たちは、さまざまな不正行為によって多大は財を獲得していた。彼らは、不当課税・不当徴税・恐喝・詐欺・公費横領など、考えつく限りの不正を行った。それにとどまらず、私利私欲のために不正を働く受領たちは、自らの不正行為が露見することを防がんとして、口封じのために殺人をも躊躇しなかった。
ということについて、事例を紹介して追求を深めていきます。
米国の圧力と戦後日本史25 ~安倍政権の意図は何か?アメリカがTPPで何を実現しようとしているのか~
欧ロスチャイルドの支援を受けて成立した民主党・鳩山政権でしたが、
・在日米軍移転
・東アジア共同体構想
など、アメリカの逆鱗に触れる政策を次々と打ち出した結果、従米一色に染まっていた官僚・マスコミによる強力なバッシングによって、退陣へと追い込まれてしまいます。
続く、菅政権・野田政権は、これが民主党かと思うような従米ぶり・迷走ぶりで、311福島原発事故の対応などを巡って、一方的に凋落してしまいます。この間、小沢に対する検察の執拗な攻撃が続き、民主党は完全に空中分裂してしまいました。
立て直せ!! 狂った医と食 4.救世主 ガン
みなさんこんにちは:D
梅雨入りを向かえ、気分も梅雨入りしてませんか?
今日はあなたのそんな気分も吹っ飛ぶような、がんについての驚きの機能を紹介したいと思います。
がんは怖い病気の代名詞となっていますが、実は全くの誤解。
体を守る大事な機能だったんです
「救世主」をご紹介致します:D
暴走の源流=平安貴族1 収奪と悪徳の限りを尽くした平安貴族
射殺された清少納言の実兄、不正のかぎりを尽くして私腹を肥やす受領……。藤原道長や藤原行成の日記に書かれていたのは、王朝貴族たちの犯罪と暴力だった! 風雅で優美なイメージの裏側に隠蔽されてきた衝撃の実態。
日本の特権階級(政治家・官僚・マスコミ)はTPPによって、日本の国益を売り飛ばそうとしている。
特権階級の暴走が露骨になってきたのは2000年代に入ってからであり、その直接的契機は市場縮小によって金貸しが追い詰められたことであるが、暴走はそれ以前から始まっている。
例えば、戦前には試験制度によって無能化した特権階級たちは失策と暴走を重ねたあげく、日本を太平洋戦争の大敗北に導いた。
しかし、特権階級の暴走は明治に始まったものではない。
平安時代には支配階級・特権階級である貴族たちが、庶民から収奪の限りを尽くし、暴走に次ぐ暴走を重ねている。
金貸しの窮乏と暴走以前に、日本の特権階級の暴走の原型がそこにあると考えられる。
そのような問題意識から、特権階級の暴走の源流を探ってゆく。
それが、「天皇制国家の源流」に続く「暴走の源流=平安貴族」シリーズである。
いつも応援ありがとうございます。