2013年04月04日
共同体を破壊する内部の「なりすまし」
時代が私権収束から共認収束へと大転換を遂げつつあり、次代を切り開くのは、世界中で最も共同体質(共認体質)を色濃く残した日本人であるという認識は間違ってはいない。
しかし、その共同体質は、一つの弱点を孕んでいる。
今回は、そのことを提起した記事を紹介します。
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TPPの正体5 秘密裏に進められるTPP
TPPの極めて特徴的なことは、その秘密性です。まず国民にその正確な内容がほとんど知らされていないで、知らない間に交渉が進んでいるということです。
その一端を伺わせるシーンが3月11日の国会論議であった。民主党の前原誠司氏が、日米事前協議を暴露した例の一件です。
(TPP質疑に立つ民主党 前原氏)
国際情勢の分析と予測 より
TPPの最大の問題点は、「農業」でも「聖域なき関税」でもない。交渉内容が国民に知らされないまま、決まってしまうことだ。
日本がTPP交渉に参加するには、すでに協議を始めている加盟国の承認がいる。前原は国会で次のように述べた。
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米国の圧力と戦後日本史21~バブル崩壊→日本のアメリカ化改造計画を本格始動させた「年次改革要望書」~
http://moneyzine.jp/article/detail/125423
日航機墜落事故以降、アメリカに完全に操られるようになった中曽根。プラザ合意→前川レポートを経て、日本はバブル経済に突入していった。しかし、’80年代末から欧米が中心となって日本バブルを崩壊させる動きに入っていく。
さらに1993年、日本のアメリカ化を強力に推進する『年次改革要望書』がスタートすることになった。今回は、そこに至ったアメリカの戦略転換とその背景、さらにアメリカによる日本支配の最大の基盤を突き止め、突破口を探っていく。