2007年09月20日

安倍乱心辞任劇の背後にあるものは?~潜むアメリカの圧力~

ここ Trend Review 内でも、安倍辞任劇がいくつも取上げられているが、
私が、気になった記事を取上げる。
あまりに唐突な辞任表明を示唆していたかのような
あまりに唐突な「職を賭す」発言。
ここには、皆さんも何で今のタイミング?と驚かれた事だろう。
そして、その発言前にブッシュとのサシ会談が行われていた事実。
その背後にあるのは、安部氏の思惑とはかけ離れた強い意志が働いているという事だ。
これらを結びつける「カギ」は一体何なのか。
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ブログ:途転の力学
安倍首相辞任の背景を探る(その2:「職を賭す」発言は米国からの最後通牒の表れだった?)

より以下引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<「職を賭す」発言は米国からの最後通牒の結果か?>
「職を賭す」発言が出る前に行われた安倍・ブッシュ会談では
一体何が話し合われたのでしょうか。
当然、言うまでもなく「給油活動延長問題」に決まってますよね。
【参考】安倍首相と米大統領が会談 APEC首脳会議
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/e20070908014.html?C=S
大統領は、海上自衛隊がインド洋で実施している多国籍軍艦船への
給油活動の継続を要請。
首相も、活動の根拠法であるテロ対策特別措置法の期限が
11月1日に切れることを踏まえ、活動継続に向け、全力を尽くす考えを伝えた。
何だ、そんなの今回に始まったことじゃなくて、
前にもこんなやり取りはあったんじゃないかと思われるかもしれませんが、
参院選後にブッシュと安倍さんがサシで会話したのは
これがはじめてなんですね。
そして、そのブッシュとの会談後に例の「職を賭す」発言が出た。
(中略)
実際、ブッシュと会うまでは、
この「テロ特(給油継続)」と「政治生命」を絡めた発言を
安倍さんの口から聞いたことがないことからも
裏付けられるような気がする。
じゃあ、何があったのかと考えると、
安倍さんの心変わりの間にあったのは、
ブッシュとの会談だったということになるわけで。
そう考えると、状況証拠的には
ブッシュの「要請」はただの要請ではなかった可能性が高い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
途転の力学さんが、仰るとおり安倍氏の意志とは裏腹にブッシュからの圧力が働いていた。
「新法を建て直す云々を言う前に、今の法律の中でなんとかしろ!
 でなければお前を叩く」と。
 婦人と手を繋ぐのは得意だが、民主党(小沢氏)とも、自民党内とも、公明党とも手を握る
 のが苦手だった安倍氏は等々ブッシュとも手を繋ぐことが出来なくなった。
 それに加えて、松岡農相自殺以来、安倍氏の外側で回転していたブーメランの刃(ヤイバ) が、
 とうとう安倍氏自身のまじかに迫ってきた。
ブーメラン を放ったのは、ブッシュ 。 だが、放ったブッシュは無傷のまま。
そして、安倍氏が身近に迫ったブーメラン(=外圧)に、
耐えられるだけの力(内圧)を持っていなかったということだ。
それが、病弱な総理の結末であり、
乱心辞任劇の結末であった。
補足:麻生氏と与謝野氏が、連帯してブーメランを放った可能性も捨てきれないところがある。
麻生・与謝野「クーデター」説を否定

List    投稿者 kyupibekamu | 2007-09-20 | Posted in 未分類 | 3 Comments » 

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コメント3件

 kirin | 2007.11.05 22:40

まともな経済競争では勝てないので、あからさまなイカサマである「プラザ合意」という金融操作を起こしたアメリカには、”厚顔無恥”という言葉を通り越す怒りの感情が沸きますね。
>そして、行き場を失った日本の大量の金融資産は、投資市場へ流れ込みます。
それが、バブルを引き起こしました。
その後バブルが崩壊して、日本の資産がことごとく海外に没収されたのは、みなさんご存知の通りです。>
’70年以降に貧困が消滅し市場縮小している日本で、金利引下げをしたために金余り現象からバブルを引き起こした日本。
その金が金融投資という『ダマシの略奪市場』を経てアメリカに貢がれる。
なんとも周到なアメリカの略奪計画です。
しか~し、
>なんと、プラザ合意のわずか4ヶ月後に、日本は金利を0.5%引き下げました
不況対策とのことですが、実は驚くべきことに、円高で輸出が激減した日本は、生産コスト削減で収益の回復を図り、翌年の貿易黒字額はなんとーーー、
前年値を上回ったんです
そして’88年には、早くも輸出も回復基調に。>
オイルショックの時もそうですけど、この日本の実直な企業努力=『勤勉性』こそ、日本の最大の武器であり、外国にっては脅威なのだと、改めて理解できました。
そして、アメリカはプラザ合意のころから、異常な保守化を進め、さらに実体経済から何でもありの金融市場(ダマシの略奪市場)に大きく舵を切るほど追い詰められている状況もうかがえます。
その状況にならざるを得ない引導を渡したのが実は、日本の勤勉性なのですね。

 しのぶ | 2007.11.09 6:35

kirinさん、分かりやすいコメントありがとうございます★
>アメリカはプラザ合意のころから、異常な保守化を進め、さらに実体経済から何でもありの金融市場(ダマシの略奪市場)に大きく舵を切るほど追い詰められている状況もうかがえます。
そうなんです!!
でも、金融市場=騙しの略奪市場ってこと、
こうたってきちんと事実を見れば分かるのに、
私はこれまで全っ然、知りもしませんでした(>_kirinさん、分かりやすいコメントありがとうございます★
>アメリカはプラザ合意のころから、異常な保守化を進め、さらに実体経済から何でもありの金融市場(ダマシの略奪市場)に大きく舵を切るほど追い詰められている状況もうかがえます。
そうなんです!!
でも、金融市場=騙しの略奪市場ってこと、
こうたってきちんと事実を見れば分かるのに、
私はこれまで全っ然、知りもしませんでした(>_<) >その状況にならざるを得ない引導を渡したのが実は、日本の勤勉性なのですね。 次は、日本の事実収束が、アメリカの騙し構造を 追い詰めてゆくことになるんじゃないかな~と思ってます。 これからも色々教えてくださいね!

 hermes belgium | 2014.02.01 17:50

hermes outlet malaysia 日本を守るのに右も左もない | プラザ合意=お金をあげる約束?!

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