エイズ=生物兵器説 その1
「エイズは米軍がつくった生物兵器だ」 なんてのは、簡単には信じられない説ですが、エイズが出現以降、専門知識を持った研究者が、科学的な考察とさまざまな証拠をもとに「エイズは米軍がつくった生物兵器だ」と論証しています。
日本では1986年に、モントリオール大学国際ストレス研究所員・神奈川県立病院内科医長を経て、医療ジャーナリストとして活躍されていた永井 明氏の著作『仕組まれた恐怖-エイズは生物兵器だった!?-』で、いち早く生物兵器説が論証的に紹介されています。この時点では、サルの奇病が集団発生した事実をエイズウィルス製造の為の実験と位置付け、人へのエイズ発現は人体実験の結果では? と推測しています。(なお、永井氏は2004年7月7日、肝臓がんで死去)
さらに、理論生物物理学を専門とするドイツ・フンボルト大学名誉教授のヤコブ・ゼーガル氏と生理学専門のリリー・ゼーガル氏ご夫妻による『The Origin of AIDS』(邦題『悪魔の遺伝子操作-エイズは誰が何の目的でつくったのか-』:1989年原書→1992年10月翻訳出版)では、永井氏の仮説を裏付ける更なる論証がなされています。(以下、JEALOUS GAY:「エイズ=生物兵器説」の真相より引用)
事実追求への応援よろしく
この本のなかで提唱された内容は、要約すると以下のとおりである──
・エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の病原体が原因となって発症される。
・HIVは、アメリカ国防総省(ペンタゴン)の陸軍生物化学戦研究センターとして知られる、メリーランド州フレデリック市のフォート・デトリックにおいて人為的・作為的に遺伝子操作によって作り出された。
・HIVは、ビスナウイルス(レトロウイルスの一種でヒツジに感染する病原ウイルス)とHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の2種類のウイルスを遺伝子操作によって人工的に組み換えた産物であり、すでに知られている何らかのウイルスが生物的な自然な仕方で変化したものではない。
・HIVは、何よりアメリカに起源し(最初にエイズの症例が発見されたのはニューヨークだった)、そこから世界中へと蔓延していった。
フォート・デトリックでエイズが「生物兵器」として作り出されたという大胆な論証は、ともするとセンセーショナリズムに陥りやすい。しかし事実は小説よりも奇なりで、元来「生物兵器」はいみじくも日本の“専売特許”であった。
第2次世界大戦時において、細菌兵器研究・開発部隊として石井四郎軍医中将に率いられた旧日本軍731部隊が、当時中国のハルビン近郊で3000人にも及ぶ中国人・朝鮮人・ロシア人の捕虜(それを“マルタ”と呼んだ)を使って生体実験を行い、細菌をバラまいた話は周知の事実である。
終戦後、その膨大な実験データは、石井をはじめとする731部隊メンバーの戦争犯罪を免責にする取引きとして利用され、GHQすなわちアメリカの手にそのまま譲り渡されることとなった。そうしてそれを受け継いだのが、かのフォート・デトリックなのだった。
この取引の際には、戦後A級戦犯として収監されていた岸伸介が、GHQの特赦措置により釈放されたこととも関係しているのでは?という疑惑もある様です。ま、時節柄なんで。
永井氏もゼーガル夫妻もまた指摘するように、HIVは、生物兵器としては完全に失敗作であったと思われる。フォート・デトリックが刑務所の受刑者を使って生体実験を行ったことは想像に難くないが、予想外にもエイズが発症するまでの潜伏期間は非常に長く、それゆえに「効力なし」とうかつにも即断され、刑期短縮を交換条件にモルモットとなった受刑者たち(キャリア)をそのまま出所させてしまった。
おそらくそのなかには同性愛者もかなり存在したであろうが、時すでに遅く1979年、最初のエイズ患者がニューヨークで発見されることとなったのである。
ちなみにアフリカで最初のエイズ患者が発見されたのは1983年のことだった。当初語られた(そして今も多くの人びとがそう思い込んでいる)、エイズはアフリカミドリザルのレトロウイルスが人に感染し、中央アフリカから世界中に拡がっていったのだという“エイズ=中央アフリカ起源説”は、よって何の信憑性もない。
では、なぜエイズの発生起源が中央アフリカで、その原因がアフリカミドリザルからの感染だのアフリカ古来の風土病だのと、何の根拠もないまま世間一般に流布されていったのだろうか?
それをこの本ではこう指摘する、つまりエイズ=中央アフリカ起源説といったおよそ根も葉もない“作り話”は、きわめて人種差別に根づいたデッチ上げであり、HIVの「生物兵器」としての製造と偶発的な実験室からの漏出という本当の真相から一般の人びとの注意をそらさせ、責任の所在を覆い隠すために喧伝された、世論操作によるペンタゴンのデマゴギーであったと。
ところでHIVの発見をめぐっては、フランスのパスツール研究所とアメリカの国立癌研究所(NCI)との間で熾烈な特許権争いが展開されたことは広く世に知られている。そのなかで、頑としてHIVの第一発見者だと主張して譲らないでいたのがNCIのロバート・ギャロ博士であったが、驚くべきことにゼーガル夫妻は著書のなかで、このギャロこそがエイズを作り出した張本人だと明言している。
ギャロはNCIのウイルス研究部に所属するが、なんと彼は1975年以降のフォート・デトリックのウイルス学部門の責任者でもあったという。そしてこの1975年という年に、ギャロはHTLV-1(このレトロウイルスがHIVのゲノム構造に関与していることに注意を払っていただきたい)を最初に発見しているのである。かんがみるとギャロは、HIV“発見者”であると同時にまたHIV“発明者”でもあったのかもしれない。
ネットでちょっと調べてみる限りでは、この説に真っ向から反論できる論拠は見当たらない。
この記事は、JEALOUS GAYでは、江原氏にて1993年に記されているが、当時、一体どれだけの人がこの内容を真剣に受け止めたであろうか?
私自身も、1993年当時であれば、エイズ=生物兵器説など、まともに取り合わなかったかもしれない。
しかし、911に関する疑惑がこれだけ明らかにされてきている現在では、その可能性は決して否定できない。
そして、その背後にある恐るべき意志の存在については、怒り 👿 を抑えきれない。
引き続き、その2では、更なる疑惑について紹介してみます。
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maeyan | 2007.11.01 23:22
たまらん話ですねぇ。
国家の序列構造は、なかなか崩れないものなんでしょうか。
官僚の旨味なんか捨ててしまえ。
怒れ、外務省官僚達よ!!!